ポポカテペトル山(ポポカテペトルさん、スペイン語: Popocatépetl)は、メキシコのメヒコ州、モレロス州、プエブラ州の境界上に存在する活火山である。2020年現在も噴火継続中。山頂の標高は5426m。 ポポカテペトル山は、メキシコ国内では、同時に北米の火山では、オリサバ山(5760m)に次いで2番目に標高が高く、北米では5番目に高い山である。この山は、メキシコの首都メキシコシティの南東約70km、プエブラの西約40kmほどに位置し、トランスメキシコ火山帯(英語版)に属する。 この山の「ポポカテペトル」という名は、ナワトル語で「煙を出す山」「煙を吐く山」といった意味。愛称または短縮名としてエル・ポポ。また別の名称として危険を知らせるために現れた火山の精霊がグレゴリオと名乗ったという伝承と聖グレゴリオとの結びつけからドンゴヨ(グレゴリオの愛称)とも呼ばれる。 ちなみに、この山は円錐形の
