宇宙空間で太陽光によって発電した電気を電波に変換して地上に送るシステムの実現に向けて、高度7000メートルを飛ぶ航空機から送電する実証実験が長野県で行われました。実験は成功し、早ければ来年度にも宇宙からの送電実験が行われる予定です。 「宇宙太陽光発電」は、高度3万6000キロの宇宙空間に静止させた太陽光パネルで発電を行い、電気を電波に変換して地上に送る構想で、2045年以降の実用化が目指されています。 国からの委託でこの構想を進めている「宇宙システム開発利用推進機構」は4日、長野県諏訪市の高原でJAXA=宇宙航空研究開発機構や大学の研究者などと共同で長距離の送電実験を初めて行いました。 実験では、高度7000メートルを飛行する航空機の機体に設置した送電機から地上13か所に設置したおよそ10センチ四方の測定装置に向けて電波を照射し、正確に受信できるか検証しました。 航空機が上空を通過すると、
この画像を大きなサイズで見る Credit: W.M. Keck Observatory/Adam Makarenko 鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』には、突然空に出現して大きく輝き、半年後には消えた「客星」の記録が残されている。 その正体は「超新星」だと考えられており、今日では「SN 1181」と呼ばれている。 カシオペヤ座近くにあるこの超新星は、何世紀にもわたり科学的な好奇心の対象だったが、このところまた別の理由から注目を集めている。 なんと1000年近く経過しているというのに、その超新星爆発が引き起こした壮大な花火の軌跡を今もなお観測できるのだ。 爆発してゾンビ星を残した超新星 SN 1181 『吾妻鏡』に記された客星とは、突然空に出現して大きく輝き、しばらくして消えてしまう超新星のことで、出現したのは治承五年、1181年のことだ。 とっくの昔に消えたと思われてきた超新星「SN 1181
この画像を大きなサイズで見るPhoto by:iStock 宇宙において、宇宙飛行士は地球では味わったことのない、強いストレスにさらされる。それらはいずれも脳に影響を及ぼす恐れがあるものだ。 国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士を対象とした新たな研究によると、そうしたストレスは確かに宇宙飛行士の認知機能を低下させるという。 だがそれは宇宙にいる間だけで、地球に戻れば速やかに回復するという。宇宙で認知能力が一時的に低下しても、中枢神経系が恒久的にダメージを受けることはないそうだ。 宇宙のストレスは人間の認知能力に影響を及ぼす 宇宙は人体にとっては過酷な環境だ。たとえ比較的安全な宇宙ステーションに滞在していたとしても、宇宙飛行士の脳と身体は、放射線・重力の変化・複雑な作業・睡眠不足といった様々なストレスを受ける。 これらはいずれも人間の認知機能に悪影響を与える恐れがあるといわれていた。
地球における人工知能(AI)の未来をめぐっては様々な議論があるが、少なくとも1人の著名な宇宙生物学者は、自身が「ポスト生物的(生物以後の)知性体」と呼ぶものが、すでに宇宙の大部分に接触している可能性があるとする見解を示している。 NASAの元主任歴史学者で、『Astrobiology, Discovery and Societal Impact(宇宙生物学、発見と社会的影響)』と題した著作を執筆したスティーブン・ディックは、デンマークの首都コペンハーゲンでの取材に応じ、人類が暮らしている宇宙のタイプには3つの可能性があると指摘した。 1つ目は人類が物理的宇宙に暮らしている可能性で、ここでは生命は偶然の産物だ。2つ目は生命が広く存在している生物的宇宙。そして3つ目は、生物学的生命の大半あるいは一部がAIに移行したポスト生物的宇宙だと、ディックは説明する。宇宙は、少なくとも部分的にはポスト生物
カラパイアの満月速報で、「おっ、もう1か月近く立つのか」と月日の経過を実感しつつ、頭のどこかにあるリセットボタンを準備しておいてくれるとうれしかったりする。ということで2024年10月の満月がやってくるよ。 今回の満月はちょっと特別。なぜなら2024年の中で、地球に最も近い位置で満月になるからだ。近いということは大きい。すなわちスーパームーンだ。 と言っても、見る時間帯によっては月の大きさも違って見えるし、そこまで巨大化した感じはしないかもしれないが、それでも今年2月、地球から最も月が遠い位置で起きた満月よりも、約14%大きく見えるという。 2024年10月の満月はスーパームーンでハンタームーン まずはスーパームーンについて説明しよう。 地球の周りを公転する月の軌道は楕円形だ。このため地球と月との距離は近づいたり離れたりする。また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けて刻々と変化している。
この画像を大きなサイズで見るImage NASA/Theophilus Britt Griswold、Sander Goossens、Isamu Matsuyama、ael Cascioli、Erwan Mazarico 月の構造はざっくり分けると地球同様、「核」と「マントル」、「地殻」で構成されていると学校で習ったはずだ。 だが月内部には他にも、核と隣接するマントルの最下部に「ムーン・グー」と呼ばれるやわらかい層があり、その層が揺れ動いている可能性が指摘されていた。 今回新たにNASAとアリゾナ大学の科学者たちが、月探査機が集めた重力場の揺らぎのデータをもとにシミュレーションを行ったところ、ムーン・グーは存在し、動いていることが明らかになったという。 月のマントル奥にある半分溶けた層「ムーン・グー」はあるのか? クレーターだらけの月の内部は、金属でできた「核」と、主にカンラン石で構成され
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、エックス線天文衛星「XRISM(クリズム)」で、超新星爆発の残骸から約100億度の超高温状態にある鉄イオンの観測に成功した。物質やエネルギーが宇宙空間に拡散・循環したプロセスの解明が期待されており、生命誕生の理解にもつながりそうだ。 超新星の残骸は超高温100億度 天文衛星クリズムが観測(共同通信) - Yahoo!ニュース 3:名無しさん@涙目です。:2024/10/03(木) 19:52:12.55 温度に下限はあるのに なぜ上限はないの? 29:名無しさん@涙目です。:2024/10/03(木) 20:06:32.92 >>3 宇宙の全エネルギー総量分の温度以上にはならないことが予想されているが 熱力学の法則がぶっ壊れるような現象が出てきたらわからん。 49:名無しさん@涙目です。:2024/10/03(木) 20:25:21.04 >>3 相対論
10月3 核爆弾で地球を「小惑星衝突」から本当に救えるか?…最新の模擬実験で検証! カテゴリ:宇宙核 1: @シャチ ★ 警備員[Lv.23][苗] 《 核爆発で放射されるエネルギーを利用すれば、地球の脅威となる小惑星の軌道を変えられる可能性があることを、実験とコンピューターシミュレーションで確かめたとする研究結果が発表された。ただし、手遅れにならないうちに小惑星を発見することが前提条件となる。 》 ここまで一部引用、続きは記事ソースをご覧ください。 https://news.yahoo.co.jp/articles/bb0d7e56363f50f7c799cb765fe60c0d9e2f465c 引用元: ・https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1727761099/ B-2 ステルス ボマー ゼントラーディ 戦闘ポッド F-22 ラプ
航空機大手のボーイングが開発中の宇宙船に不具合が見つかった影響で、国際宇宙ステーションに滞在を続けている2人の宇宙飛行士を乗せて地球に戻るための宇宙船がアメリカ・フロリダ州から打ち上げられました。 ボーイングが開発中の宇宙船「スターライナー」はことし6月、宇宙飛行士2人を乗せて打ち上げられたあと、推進装置の一部に不具合が見つかり、安全性を考慮した結果、2人を乗せて帰還することを断念して9月、国際宇宙ステーションから無人で地球に戻っています。 2人の飛行士は宇宙ステーションに滞在し続けていますが、日本時間29日、この2人を乗せて地球に帰還するため、アメリカの民間企業「スペースX」の宇宙船「クルードラゴン」がフロリダ州から打ち上げられました。 この宇宙船には当初、NASA=アメリカ航空宇宙局などの4人が搭乗する予定でしたが2人に減らされています。 宇宙ステーションに到着後は滞在している「スター
これまで月には極地の影の中にしか水がないとされてきた。だが最新の研究によって、月の全域にわたって水が存在する可能性が明らかになったそうだ。 米国、惑星科学研究所をはじめとする研究チームは、月面のスペクトルを分析し、月の全域に「水」と「ヒドロキシ基」(酸素と水素で構成された分子)のサインを発見した。 そのサインは高緯度だけでなく、すべての緯度で認められ、太陽の光によって強く照らされているところですら見つかったという。 これは将来の宇宙飛行士は赤道付近でも水にアクセスできる可能性を示す重要な発見だ。 月の全域に水が存在している証拠を発見 一見したところ月はカラカラに乾いているように見えるが、ある意味それは正しい。月面に液体の水はなく、海はもちろん湖や池も川も存在しない。 だがこれまでの調査では、そんな月にも豊富な水が隠されているという兆候が発見されてきた。 その隠し場所は、月の北極や南極のよう
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2024年7月11日、国際宇宙ステーション(ISS)で撮影されたNASA宇宙飛行士のチーム写真。(下から時計回りに)マシュー・ドミニク氏、ジャネット・エップス氏、スニタ・ウィリアムズ氏、マイク・バラット氏、トレイシー・ダイソン氏、バリー・ウィルモア氏。(Photograph by NASA) ボーイング社の新型宇宙船「スターライナー」の技術的な問題により、宇宙飛行士のスニタ・ウィリアムズ氏とバリー・ウィルモア氏は、予定を大幅に超えて国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在することになった。しかし、宇宙に「取り残された」宇宙飛行士は、この2人が初めてではない。また、同じようなことはこれからも起こりうる。 地政学的な理由や自然がもたらすリスクなど、様々な理由で飛行士の宇宙滞在が予定よりも長引くことはたまにある。そして、宇宙飛行士も宇宙機関も、このような事態を想定して準備をしている。 乗って帰る
NASAの探査機「DART」が小惑星「ディモルフォス」に衝突した際に飛び散った破片が、地球や火星にまで届く可能性があるそうだ。 仮にそうなったとしても、地球の人々はほとんど何も気づかずに終わることだろう。だが火星では違う。 最新のシミュレーションによれば、小さな粒子は今後13年のうちに赤い惑星に到達し、流星群となり、火星の空を彩るかもしれない。 小惑星から地球を守るNASAの防衛ミッション 探査機「DART(Double Asteroid Redirection Test)」は、NASAによる実験的な地球防衛ミッションだった。 その目的は、地球に危険な小惑星が迫ったとき、ミサイルのような物体をぶつけることで、その軌道を逸らすことができるかどうかを確かめることだ。 2022年9月26日、DARTは二重小惑星の衛星「ディモルフォス」に衝突、それによってディモルフォスの軌道はほんのわずかに変化し
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