東京都八王子市のホストクラブ経営、土田正道さん=当時(43)=が平成22年11月に失踪した事件は、ホスト仲間の玄地(げんち)栄一郎容疑者(31)ら7人が死体損壊・遺棄容疑などで逮捕され、急展開した。同容疑の時効(3年)が迫る中、膠着(こうちゃく)状態だった捜査を動かす転機は、民家から見つかったインプラント(人工歯根)。警視庁捜査1課は数カ月に及ぶ執念の捜査で土田さんのものと特定した。今後の焦点は土田さんの死亡の経緯に移る。 「土田さんの遺体が同市内の民家に運び込まれた」 今年に入り、捜査1課で未解決事件を捜査する特命捜査対策室に情報がもたらされ、同課は4月、阿部卓也容疑者(26)の父、秀樹容疑者(59)宅を家宅捜索。汚水槽から顔の骨の一部とインプラントを見つけた。 骨は劣化が激しくDNA型鑑定でも身元を特定できなかったが、インプラントは国内で約600個流通していることが判明。捜査1課
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