WD-40の缶 ドイツのWD-40 WD-40はアメリカ合衆国に本社をおく工業製品メーカー。および同社の主力の浸透性防錆潤滑剤の商品名。 商品としてのWD-40は多くの小売店で入手できる潤滑スプレーである。1953年にロケットケミカルカンパニー(カリフォルニア州サンディエゴ)の創始者、ノーム・ラーソンによって開発された。撥水と腐食防止が本来の目的で[1]、その後、家庭内の様々な用途に使用されるようになった。 WD-40は「Water Displacement - 40th Attempt(水置換の40回目の試作)」の意。ラーソンは、腐食防止を目的として、腐食の原因となる淀んで溜まった水を置換するための配合法の作成を試み、40回目の試作で成功した[1]。WD-40は主として、様々な炭化水素から成る。 WD-40を初めて使用したのはコンベアで、アトラスミサイルの外装を錆や腐食から保護するためだ