Microsoftが、世界中で使用されている膨大な数のノートPCや携帯電話といったWi-Fi対応端末の推定位置情報にウェブからアクセスできるようにしていた件で、同社はこれを非公開にする措置を講じた。米CNETは、米国時間7月29日付の記事でプライバシー上の懸念を指摘していた。 Live.comのジオロケーション(地理位置情報)サービスを手直しするという今回の決定が下される前には、「Windows Phone 7」搭載端末からの情報、そして、Microsoftの言う「マネージド・ドライビング」によって得られた情報で構築されているデータベースを公開する同社の手法について、詮索がなされていた。マネージド・ドライビングでは、Googleの「Street View」と同じような車両を使って、公道からアクセス可能なWi-Fi信号を記録している。すべてのWi-Fi機器にはMACアドレスとも呼ばれる固有の