マンハッタン計画とは第2次大戦中の1940年代初頭、ルーズベルト米大統領の命令で極秘に進められた原爆開発計画。名前は事務所がニューヨークに置かれたことに由来する。約13万人を動員。45年7月に初の原爆実験に成功した。 セントルイスの玄関口ランバート国際空港から車で10分ほど。ごみが埋め立てられた小高い丘にシートがかぶせられ、トラックがひっきりなしに出入りしている。敷地を囲むフェンスに「注意 制限区域」の黄色い放射能標識を掲げ、大気測定装置も備える。ここウェストレーク処分場には、マンハッタン計画で出た放射性の硫酸バリウム8700トンが埋められている。
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