PandocはHaskellで書かれており、最新版のPandocを利用するには、Haskell PlatformのCabalというパッケージマネージャを用いてビルドする必要があります。 しかし、Cabalは依存関係の解決が苦手で、俗に言うDependency HellやCabal Hellといった依存関係のトラブルに巻き込まれがちです。 最近のHaskell Platformにはsandboxという機能がついており、これを使うと依存関係のトラブルを大きく減らすことができます。 今回は、このsandboxを使ってPandocをインストールしてみましょう。 以下、Unix系OS(Mac, Linuxなど)を前提とします。 1. Haskell Platformをインストールする 既に済んでいる場合は2.へ飛ぶ。 Macの場合(Homebrew)