ナタリー 音楽 特集・インタビュー 【台湾音楽特集】第1回|菅原慎一が台湾音楽の多彩な魅力をKaede(Negicco)にレクチャー Taiwan Beats×音楽ナタリー PR 2021年7月9日 ここ数年、耳の早い音楽ファンの間で台湾のアーティストが人気を集めている。「FUJI ROCK FESTIVAL」にも出演した落日飛車を中心とするインディーロックシーンはもとより、最近ではヒップホップやR&Bシーンも活況を呈し、個性的なアーティストが続々登場しているという。そんな台湾音楽の魅力を伝えるべく、音楽ナタリーは現地のメディアプロジェクト・Taiwan Beats協力のもと3回にわたる特集を展開。第1弾となる今回は、菅原慎一とKaede(Negicco)の対談を掲載する。 シャムキャッツ時代から台湾でたびたびライブを行い、現地のアーティストとも深い親交を持つ菅原。一方のKaedeは、20
このほど台北駅に、シウマイ弁当でおなじみ、100年以上の歴史を持つ横浜の老舗『崎陽軒』の海外進出1号店が誕生した。日本の駅弁専門店の台湾初進出は現地でどう受け止められているのだろうか。また、崎陽軒は台湾の食習慣をどのように反映させたのだろうか? 日本と台湾の弁当文化の違いとは一体何なのだろう? 日本のシウマイが台湾に進出 台湾人は温かい料理を好む。そんな台湾人は日本式の冷めた弁当を受け入れることができるのだろうか? この問題について崎陽軒は大きな決断を下した。台湾では温かいシウマイ弁当を販売することにしたのだ。売り場にはモクモクと白い蒸気を上げる蒸し器も置かれている。中身は加熱中のシウマイだ。こうして崎陽軒はシウマイが「温かい」ことをアピールしているのである。 え? そもそも冷めてもおいしいシウマイ弁当が、台湾では熱々のシウマイ弁当になっている? 日本人にとっては不思議なことかもしれない。
「とっとこ~走るよハム太郎♪ すみっこ~走るよハム太郎♪」の歌詞でおなじみ、2000年代アニメ「とっとこハム太郎」のオープニング曲「ハム太郎とっとこうた」。こちらを台湾のアニメソング専門DJイベントで流したところ、100人近くの台湾人がダンスフロアをぐるぐる走り回り続けた動画が2017年11月末にTwitterを駆け巡った。 フロア客のほとんどは成人男性。大きな輪を作りながら片腕や両腕を挙げて、重低音の打ち込みビートにあわせてぴょんぴょん跳ねるようにして走り続ける。「大好きなのはひまわり種」とハム太郎が歌うと、「「「俺もー!」」」と一斉にコールする。かわいらしい曲調に対してすさまじいカオスっぷりだが、とにかくみんな楽しそうだ。 参加スタッフが「とっとこハム太郎を流した時の台湾の方々の反応をご覧ください」とTwitterに動画を投じたところ、「台湾でなぜこんなにハム太郎で盛り上がるの!?」と
菅原慎一のアジア熱が止まらない! 近年、すっかりアジアン・カルチャーに魅せられているシャムキャッツの菅原慎一が、ここ『TURN』で執筆レポートしてくれた人気記事《ex透明雑誌・洪申豪(モンキー)が作った理想のスペースとは?》に続いて、とうとうアジアのポップカルチャーをテーマにした連載コラムをスタートしてくれることになりました。それがこの《菅原慎一の魅惑のアジアポップ通信》です。 8月2日(金)〜8月25日(日)にかけて代官山の蔦屋書店でカレーフェア《SPICE RHYTHM & SONG WEEK》も企画開催中、8/30(金)にはオトトイにて開催される《夜間音楽ラボ〜アジア音楽編〜》でアジアの音楽についてたっぷりとトーク、カセットテープDJも披露する予定だそう。この夏もすっかりアジア漬けのそんな菅原からのアジア定期便コラム、どうぞお楽しみください!(編集部) 記念すべき第1回目は、2018
台湾にレコード買い出しに行ってきたので簡単にご報告します。 いつだかも書いたとおり、2011年の4月に初めて台湾を訪れて(地震の前から予定していたので「疎開」ではない)、行くたびに毎回レコ屋を覗いてはいたんだけど、あまり現地の音楽に興味を持つには至らなかった。そもそもわたしは若い頃、日本以外のアジアの国に行こうという気になれなくて、なんでかといえば、そういうところに好んで行くバックパッカー的な心性が、好きじゃなかったからだと思う。「東南アジアは物価が安いから、日本で稼いであっちに住めたらいいよね~」みたいな物言いも、倫理的に不快だった。お前、中学校で南北問題って習っただろ! と。(とはいえわたしがそんなに立派な人間なわけではぜんぜんない) それはともかく、2017年の訪台時に、雀斑『不標準情人』を買ってとても気に入り、ほかにも同じくらいいい音楽があるのでは、と思って同時代のものをいくつか試
日本の九州ほどの大きさの島、台湾には原住民族や漢民族、最近ではインドネシアからのムスリム系移民など、様々な民族が共存し、それぞれに独特の文化を築き上げている。そして、その多様性の中で育まれた台湾のカルチャーは、いま世界に向けて花開こうとしているという。それは一体どのようなものなのだろうか。 国内外に向けて台湾カルチャーを紹介している、中華文化総会主催の入場無料のイベント『TAIWAN PLUS 2018 文化台湾』が9月22日(土)、23日(日)に上野の上野恩賜公園で開催される。 本イベントでは、雑貨などを扱うマーケットと音楽イベントを同時開催し、マーケットには台北、台南、高雄など台湾各地のブランド約50組が集結。様々なセレクトショップや台湾料理のキッチンカーも並ぶ。また音楽イベントでは、「台湾一周旅行」というコンセプトのもと台湾全土から各地域を代表する6組のアーティストが出演。日本からは
台湾の公園に響く演歌の歌声台湾でははつらつとしたお年寄りをよく見かける。朝の公園は彼らのスポーツジムであり、社交場だ。大きなガジュマルの下で輪になって太極拳をしているグループ、備え付けの運動器具で身体を鍛えている人、ヒジャブをかぶったお手伝いさんが押す車いすで散歩している人、中国将棋を戦わせている人たち、それを取り巻く人々・・・。 ある日の朝方、台南市の公園を散策していると、演歌調のメロディーに乗せて歌う女性の声が聞こえてきた。公園の一隅にあるあずまやで、十数人のお年寄りがカラオケを楽しんでいた。歌っているのはまさに日本の演歌で、ガラス越しに中をのぞくと字幕も日本語だ。 間奏や歌が終わる度、拍手が送られ、歌い手はお辞儀をして返す。台湾のカラオケでは、誰かが歌い終えても周囲の人は思い思いに携帯電話をいじったり、雑談を続けたりするのが一般的。気を使い合う日本とは違うが、ここは例外だ。 次も日本
2017年の4月1日〜2日、台湾・台北市にある華山1914文創園区で、Culture and Art Book Fair in Taipei(以下、CABF)が開催された。香川県のローカル出版社・瀬戸内人の編集者であり、今回、出店者として参加した立場から、このブックフェアと台湾の出版を中心にしたカルチャー・シーンについて、見聞きしたことや感じたことをレポートしたい。 台湾ではじめての試みとなるこの本のイベントは、CABF実行委員会が主催している。松山国際空港近くのエリアでライフスタイルショップなどを展開するFUJIN TREE GROUPの執行長・小路輔さん、香川県高松市でBOOK MARUTEを営む小笠原哲也さんの呼びかけで、出版社、ギャラリー、アーティストが日本から約40組、台湾からは約10組参加した。京都の出版社・赤々舎、名古屋の書店ギャラリー・ON READING、写真家のかくたみ
✨In✨Ga💋✨アリプロツアー東京御礼㊗️ @ingapyong 【旅】あたしともなれば、世界各地に諜報部員を派遣しているもの。昨夜は台北2年目のDJきなこもちアイス氏と合流。彼イチオシの激アツスポット、大橋埕埠頭に連れて行って貰う。美しい夜景…だがそれどころじゃなかった‼︎ 続く。→ pic.twitter.com/omQ9Fo0ZYa 2015-10-29 10:05:05 ✨In✨Ga💋✨アリプロツアー東京御礼㊗️ @ingapyong @ingapyong →埠頭では各所に、熟年〜老人のカラオケサークルが陣取り、機材と椅子持ち込みで、ちょっとした野外ライブと言ってもよい規模のステージを繰り広げていた。きなこ氏が「カラオケレイヴ」と呼ぶ状態だ。→ pic.twitter.com/5bbZ2T4boS 2015-10-29 10:13:16 ✨In✨Ga💋✨アリプロツアー東京御礼
高須正和さん(@tks)の本『メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。』のイベントが3331アーツ千代田で開催されて行ってきた。 メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (NextPublishing) 作者: 高須正和出版社/メーカー: インプレスR&D(インプレス)発売日: 2016/04/22メディア: 単行本この商品を含むブログを見る メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。 (OnDeck Books(NextPublishing)) 作者: 高須正和出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2016/03/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (7件) を見る 書籍:メイカーズのエコシステム 〜新しいモノづくりがとまらない〜(ニコ技深圳観察会):tks(高須 正和)のブロマガ - ブロマガ(http://ch.
初めての海外旅行に、台湾はお勧めの国かもしれません。漢字の国なので言葉の壁も少なく、そこまで治安の心配をする必要もないでしょう。ほぼ日本と同じ感覚で過ごせます。ありとあらゆる日本の文化が浸透していて、気を抜いてしまうと台湾にいることを忘れるほどでした。 こんにちは、自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。2015年11月11日から約1ヶ月ほど台湾に滞在しました。台湾の物価は日本よりも少し安め。特に外食はお手頃で、しかも、おいしい料理が並んでいます。台湾人チャリダーとも仲良くなったりと、充実した日々を過ごしました。出国の際は、名残惜しくなるほど。台湾は、またいつか訪れたい国の一つです。 そんな私の台湾滞在で、刺激を受けた光景を、今回は紹介したいと思います。 ◆繁体字(旧字体) 台湾は日本と同様に漢字が使われている国の一つで、日本の旧字体のような繁体字が使われていました。字画の多い複雑な
「GLOCAL BEATS」(共著)、「大韓ロック探訪記」(編集)、「ニッポン大音頭時代」(著)などの音楽書に携わり、文化放送のラジオ番組「MAU LISTEN TO THE EARTH」でパーソナリティーとしてアジア情報を発信するなど、世界の音楽とカルチャーをディープに掘り下げてきたライター/編集者/DJの大石始が、パワフルでオリジナルな活況を呈するアジア各地のローカル・シーンの現在進行形に迫る連載「REAL Asian Music Report」。第2回のテーマは台湾インディー。日本でも注目を集めるシーンの現状を、当地でライヴハウスを構えて(!)見守っている〈台北月見ル君想フ〉の店主にして、バンド〈泰山に遊ぶ〉のリーダーでもある寺尾ブッタ氏に語ってもらった。 *Mikiki編集部 2015年11月、シンガー・ソングライターの青葉市子が初のアジア・ツアーを行い、大きな成功を収めた。彼女が
東アジア100年の歴史がわかる国、台湾――もう一つの漢字圏 台湾の文学(後編) 和泉司 × 赤松美和子 Vol.5に引き続いて、台湾の文学を研究されている新進気鋭の学者、和泉司先生と赤松美和子先生のご登場です。後編では、ご専門の台湾の文学を中心にお話をお伺いしました。 台湾の文学――国策が生み出した創作活動 ――台湾の文学と日本の文学との違いで気づかれる点は何かありますか? 赤松:日本の文学というとほとんどが小説ですけれど、台湾の場合には詩とかエッセイとかの分野の作家もかなり多いですね。 ――それはさきほど(Vol.5)お話に出てきた「文学キャンプ」のような場所で、そういった作家が作られていくからでしょうか。 赤松:中国語圏の伝統的なものもあるのかもしれません。もちろん小説が一番人気はありますね。私が参加した全国台湾文学営という文学キャンプでは、小説、エッセイ、新詩、戯劇、客家語文学、台湾
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