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心理に関するfunaki_naotoのブックマーク (617)

  • 一つ嫌なことがあると全部嫌になるタイプの子供の原因分析と寄り添い方が参考になる「大人でもこのタイプは多い」

    小咲もも @mangakakuhito 「一つ嫌なことがあると全部嫌になる」タイプの子供の話がTLに流れてきたけど、うちの娘もそうだった。 例えば、娘の好きな映画に連れて行ってお土産を買って行きたいレストランに連れて行っても、ソファ席に通されなかっただけで「今日は何も良いことがない」と言うことがあった 原因は3つある→ 2024-12-08 21:58:57 小咲もも @mangakakuhito ①適した言葉を知らない ②快よりも不快を感じやすい ③良いことに対するセンサーを鍛えられてない ①適した言葉を知らない どれだけこちらが楽しいことを用意しても、その時の気分が「最悪」なら「最悪」と言ってしまうのだ。 大人なら、その前にしてもらった色々なことを思い出して、これは失礼 2024-12-08 21:58:58 小咲もも @mangakakuhito だから黙っておこうと考えられるが、娘

    一つ嫌なことがあると全部嫌になるタイプの子供の原因分析と寄り添い方が参考になる「大人でもこのタイプは多い」
  • “頭にこびりついて離れない音楽”を消すために特別に作られた40秒間のオーディオトラック 米国の公共ラジオ局が特集 - amass

    聴いたことがある曲の一部分が頭の中で何度も繰り返される、“音楽が頭にこびりついて離れない”現象(イヤーワーム/ディラン効果)。音楽心理学者とオーディオエンジニアが協力して科学的に設計された“頭にこびりついて離れない音楽”を消すために特別に作られた40秒間のオーディオトラック「The Earworm Eraser」を知っていますか? 米国の公共ラジオ局NPRが特集しています。 12月に入り、ホリデー/クリスマス・シーズンの定番曲がさまざまな場所で流れる季節となりました。NPRは「クリスマスに欲しいのは...この曲を頭から追い出す手助け」と題して、「The Earworm Eraser」を特集しています。 「The Earworm Eraser」は、頭の中で何度も何度も繰り返し再生されて、なかなか消えない曲、いわゆる“頭にこびりついて離れない音楽”を消すために特別に作られた40秒間のオーディオ

    “頭にこびりついて離れない音楽”を消すために特別に作られた40秒間のオーディオトラック 米国の公共ラジオ局が特集 - amass
  • 自閉症スペクトラムの精神病理 | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院

    はじめに 書は,精神科医が日々の診療場面で出会う青年期・成人期の「自閉症スペクトラム」(ASD)を対象とした臨床論である.ほとんどの事例が,仕事や学業など,一定の社会的な営みにたずさわっている. 振り返ってみると,90年代の後半から,こうした事例に散発的に遭遇するようになり,それがみるまに,一群のまとまりをもつようになった.当初は随分と当惑したものだが,あらためて概念を学び,それを臨床経験によって肉付けしていくことによって,少しずつではあるが,かかわるポイントがみえてきたように思う. 青年期・成人期のASD 1 には,「小児自閉症」というゆるぎのないプロトタイプがある.その意味では,他の疾患と比較して,安定した臨床概念であるようにみえる.確かにそうした一面はあるが,他方で,「小児自閉症」と「成人ASD」の間には,大きな隔たりがあるのもまた事実である. 成人ASDのほとんどの事例は,かつて

    自閉症スペクトラムの精神病理 | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院
  • 『群衆心理』(ギュスターヴ・ル・ボン,桜井 成夫):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    民主主義が進展し、「群衆」が歴史をうごかす時代となった19世紀末、フランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは、心理学の視点に立って群衆の心理を解明しようと試みた。 フランス革命やナポレオンの出現などの史実に基づいて「群衆心理」の特徴とその功罪を鋭く分析し、付和雷同など未熟な精神に伴う群集の非合理的な行動に警告を発るに至ったのである。 社会心理学の研究発展への道を開いた古典的名著にして、「ポピュリズム」を考えるための必読書

    『群衆心理』(ギュスターヴ・ル・ボン,桜井 成夫):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
  • 異界の歩き方  | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院

    序章 異界に分け入る 新世紀とともに浦河町ではじまった「当事者研究」は、筆者〔和多里〕が北海道に戻ってきたころには、全国的なムーブメントになりつつあった。しばらくのあいだ、筆者は少し斜めに構えてそれを見ていたのであるが、しだいに長いあいだ陥っていたジレンマを解くヒントが、そこにあるように感じられてきた。 もっとも、筆者が当事者研究を最初に体験したのは、それをはじめた社会福祉法人「浦河べてるの家(以下、べてるの家)」の人からではなく、勤務している大学の同僚で、札幌市の発達障害者支援をリードしてきた山彩の手ほどきによるものであった。 あるとき、山は大学院の実習授業のなかで、自身がおこなってきた当事者研究の実践について話していた。「自己病名」をつけるところの説明は、少しロールプレイの要素を取り入れることになっていた。事前の打ち合わせのとおり、筆者はそれほど深刻ではない困りごとを提示する役割を

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  • 夢は人類をどう変えてきたのか シダルタ・リベイロ(著/文) - 作品社

    初版年月日 2024年11月 発売予定日 2024年11月27日 登録日 2024年9月26日 最終更新日 2024年10月30日 紹介 ◎著名な神経科学者が長年の研究を結集した、世界的ベストセラー 夢とは何か、夢を見ることを人類はどのように利用し、人類をどのように変えてきたのか――。まったく新しい〈夢〉の理解の仕方を提示する壮大な考察! 不眠症が猛威をふるい、忙しない日常生活の中で昨夜の夢の話を他人と共有することが減ってしまった現代社会。それでも、われわれは夢を見る。 ――夢とは何か。人はなぜ夢を見るのか。わたしたちの心と体は夢をどのように利用しているのか。こうした問いが書の出発点となる。古代の洞窟壁画から現代の最先端の科学研究に至るまで、分子生物学、神経生理学、医学、心理学、人類学、文学など壮大なスケールに及び、人間にとっての夢の役割、その科学的なメカニズム、文化的な意義、研究の歴史

    夢は人類をどう変えてきたのか シダルタ・リベイロ(著/文) - 作品社
  • 心理学ワールド 77号 特集 なめんなよ! 社会・文化 環境が生み出す名誉と暴力 石井 敬子(神戸大学) | 日本心理学会

    Profile─石井敬子 京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。北海道大学社会科学実験研究センター助教等を経て,2009年から現職。専門は社会心理学,文化心理学。著書は『名誉と暴力:アメリカ南部の文化と心理』(共編訳,北大路書房),『文化と実践:心の質的社会性を問う』(分担執筆,新曜社),『つながれない社会:グループ・ダイナミックスの3つの眼』(共著,ナカニシヤ出版)など。 西部劇の傑作『リバティ・バランスを射った男』で,弁護士になりたての主人公のランスは,鞄一杯の法律書とわずかなお金をもって馬車で西部に向かう。しかし西部のある田舎町で非常に評判の悪い荒くれ者(リバティ・バランス)とその一派に襲われ,身ぐるみはがされ,酷い傷を負う。ランスは「奴を刑務所に送り込んでやる」と介抱してくれた牧場主のトムに言うが,トムはランスに銃を見せながら諭す。 リバティ・バラン

    心理学ワールド 77号 特集 なめんなよ! 社会・文化 環境が生み出す名誉と暴力 石井 敬子(神戸大学) | 日本心理学会
  • 「よい」も「悪い」も状況次第|ちくま新書|小塩 真司|webちくま

    7月刊行の『「性格が悪い」とはどういうことか』は、おかげさまであっという間に新刊重版となりました! 「マキャベリアニズム」「サイコパシー」「ナルシシズム」「サディズム」という典型的なダークな性格を分析し、どんな問題に結びつきやすいかを解説しています。ただ、仕事によっては「悪い」と言われる性格が有利に働くこともあり、またそういう性格が残っていることにも理由がある、などなど単純に悪いとは言えないこともわかり、深く納得できます。このタイトルを見てどっきりしたあなた、誰にでもダークな面はありますから、どうぞ安心して読んでみてください。「序章」の一部を公開します。 序 章 †ダークな性格は外在化問題に結びつきやすい 心理学で行動面・心理面の問題を論じるとき、大きく二種類に分けることがあります。一つは内在化問題、もう一は外在化問題と呼ばれます。これは、幼児期から青年期くらいの若い世代に見られるさまざま

    「よい」も「悪い」も状況次第|ちくま新書|小塩 真司|webちくま
  • 安全に狂う方法  | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院

    プロローグ 魂を救うこと 人を殺しそうになったことがある それをしないためには死ぬしかない そう思いつめたことがある でも当に死にそうになったとき 命はどこまでも生きていた けなげにかわいく 変わり果てた姿でもかわいく 過去も未来もなく 今輝いていた ふるえていた わたしひとり ただ脆弱な皮膚につつまれて ああごめんなさいわたし わたしは死にたいというか 生きてませんでした ごめんなさいわたし わたしの 魂 必ず救います “なんで真理さんは身体を使った表現をするようになったのですか?” と聞かれて うまく答えられなかった でもこういうことが関係あるのはまちがいない 自分のためのレスキュー きっとほんとは自作自演 必死の自作自演 死ぬかもしれない自作自演 自分のためのレスキュー そうして助けを呼びこむこと それがどういうかたちをとるかは 人にもわからなく わからないなりに必然 必然のアイ

    安全に狂う方法  | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院
  • 【まえがき全文公開】東畑開人『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』|KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所

    臨床心理士・東畑開人さんの最新刊『雨の日の心理学』は、職場で、家庭で、身近な人のこころをケアする人のための心理学入門。 「雨の日」とはそもそもどういうことなのか? まえがきを全文公開します。 まえがき――雨の日のガイダンス こころのケアははじめる●●●●ものではなくて、はじまってしまう●●●●●●●●ものである。 つまり、自主的に、計画的に、よく考えて契約書にサインしてから開始するものではなく、受け身的に、期せずして、否が応でも巻き込まれてしまうものです。 よく晴れた休日に散歩に出かけたら、突然大雨が降ってくるようなものです。そういうとき、僕らは当初の予定を変更して、とにもかくにも雨宿りをできる場所を探したり、傘を買ったりしなければいけなくなります。 同じように、ある日突然、身近な人の具合が悪くなる。 子どもが学校に行けなくなる。パートナーが夜眠れなくなる。老いた親が離婚すると言い出す。部

    【まえがき全文公開】東畑開人『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』|KADOKAWA文芸「カドブン」note出張所
  • 心のケアと「わかること」――雨の日の心理学(東畑開人) | 2023年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    かつて小さな女子大で心理学を教えていた。1年目の授業は大惨敗。教科書通りにフロイトだのロジャースだのパブロフだのと話していたら,学生たちが次々と眠りに落ちていったのだ。言葉がブラックホールに吸い込まれていくみたいで,孤独だった。教師はつらいよ。 でも,わかる気もした。心理士になるとは限らず,養護教諭や看護師,あるいは一般就職も含めてさまざまな進路を考えている1年生たちに対して,「なぜ心理学を学ぶ必要があるのか」「心理学はなんの役に立つのか」をうまく伝えられていなかったからだ。それなのに,硬い知識だけを浴びせられても,そりゃつまらない。私だって寝てしまう。 だから,2年目の最初の授業は次のような話から始めた。それは水曜日の眠たい一限で,確か大雨が降っていた朝だった。 「おはようございます。ひどい雨ですね。僕は下もビチャビチャで,最悪です。皆さんもそうじゃないですか。こういう朝,家族や友

    心のケアと「わかること」――雨の日の心理学(東畑開人) | 2023年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』

    小学校1年生のときの教室。クラスメイトたちの当たり前を、自分だけがさっぱり理解できず、それを周囲には悟られないように平静を装いながら、内心はげしく動揺している。もしかしたら自分は気づかないうちに、どこかに存在する「並行世界」に迷い込んだのかもしれない。そう思うと、次第に怖くなってくる。 小説家・柴崎友香の『あらゆることは今起こる』は、そんな「小説の始まり」のようなエピソードから始まる。でも、これは「小説」ではない。2021年9月にADHD(「注意欠如多動症」)の診断を受けたという柴崎が書き下ろした、発達障害をめぐるエッセイだ。医学書院の「ケアをひらく」シリーズに収められているのだが、そのコンセプトにたがわず、ひじょうに平易な言葉遣いで、発達障害の特性を知ることができる。著者自身が発達障害についての考えを深める過程と並行して書かれていて、ADHDという言葉を耳にしたことはあっても、充分に考え

    話が飛ぶ人は体内に複数の時間が流れているーーADHD当事者の作家が描くエッセイ『あらゆることは今起こる』
  • どうすれば相手の意見を変えられるのか──『エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』 - 基本読書

    エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか? 作者:リー・マッキンタイア国書刊行会Amazonこの『エビデンスを嫌う人たち』は、『「科学的に正しい」とは何か』の邦訳が先日刊行された気鋭の哲学者リー・マッキンタイアによる「科学否定論者を説得するための方法」についての一冊である。科学否定論者とは、たとえば人為的な気候変動は起こっていないと主張する気候変動否定者に、反ワクチン、反コロナ、果てには地球は平面だと主張する地球平面説を支持している人らのことを指している。 こうした科学否定論者に共通点は存在するのか。また、彼らにエビデンスを提供することでその考えを変えることができるのか。エビデンスを提供するといっても、どのように提供するのが最も効果的なのか。エビデンスで人の意見が変えられないのだとしたら、他に変える方法はあるのかを、様々な研究をもとにして紹介する──だけでなく、

    どうすれば相手の意見を変えられるのか──『エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』 - 基本読書
  • あらゆることは今起こる 柴崎 友香(著/文) - 医学書院

    紹介 眠い、疲れる、固まる、話が飛ぶ、カビを培養する。それは脳が励ましの歌を歌ってくれないから?――ADHDと診断された小説家は、薬を飲むと「36年ぶりに目が覚めた」。私は私の身体しか体験できない。にしても自分の内側でいったい何が起こっているのか。「ある場所の過去と今。誰かの記憶と経験。出来事をめぐる複数からの視点。それは私の小説そのもの」と語る著者の日常生活やいかに。SFじゃない並行世界報告!

  • エビデンスを嫌う人たち|国書刊行会

    発売日 2024/05/24 判型 四六判   ISBN 978-4-336-07619-9 ページ数 432 頁   Cコード 0040 定価 2,640円 (体価格2,400円) 地球平面説、気候変動否定、コロナ否定、反ワクチン、反GMO、そして陰謀論—— 彼らはなぜエビデンス(科学的証拠)から目を背け、荒唐無稽な物語を信じてしまうのか? その謎をさぐるべく、神出鬼没の科学哲学者は陰謀論者の国際会議に潜入し、炭鉱労働者と夕を囲み、モルディブの海をダイビングする……。 はたして科学否定論者は何を考えているのか? 知りたくない事実に耳をふさぐ人たちに、どうやったら事実を受け入れてもらえるのか? 書では、科学否定論者に共通する5つの特徴を通じて、地球平面説(フラットアース)、気候変動否定、反GMOなどの行動原理を分析。最新科学の成果も交えて、エビデンスを嫌う人たちの考え方、説得の方法を

    エビデンスを嫌う人たち|国書刊行会
  • 01-2精神分析を読むのアーカイブ | 山竹伸二の心理学サイト

    ■メニュー 精神分析研究 ・精神分析の基礎(2) ・精神分析を読む(15) ・『精神分析入門』完全読解(2) ・フロイト「自己を語る」(6) 精神病理学と心理療法研究 ・神経症・精神病を知るために(4) ・心理的治療を知るために(6) 哲学研究 ・哲学書を読むために(5) オリジナル論文・著作など ・発表著作と論文(4) ・書評とエッセイ(17) ・インタビュー(1) 著者プロフィール 公開講座のお知らせ 関連リンク集 ●「精神分析を読む」のアーカイブ ここでは精神分析に関する内容を掲載しています。精神分析が何であるのかをほとんど知らないという方は、[精神分析を知るために](入門篇)の「はじめて精分析を知る人へ」からお読み下さい。「精神分析の見取図」は、フロイトからユング、自我心理学、対象関係論、ラカンなど、精神分析の全体像がざっと見渡せる内容です。[精神分析を読む]では、精神分析に関する

  • アーティスト・クリエイターの心の相談室 手島 将彦(著/文) - 福村出版

    目次 第1部 創作活動の悩み 良い作品を作るためには、精神的な苦しみやメンタルの不調は必要? 自分の作品や活動が思ったような評価を得られない 先の見通しが立たず不安 メンバーとの話し合いが難しくストレスを感じる 自分の意見をうまく言えない こだわりすぎて作業が終わらない スランプに陥っている 固まったイメージを維持し続けるのが辛い 生活と創作活動のバランスが取れない 第2部 ビジネスと現場の悩み 自分がやりたいこととビジネスとのバランスが難しい 関わる人の数が多すぎる 想像以上に労働時間が過酷だった ツアーがしんどい 燃え尽き症候群になってしまった ストーカー行為に悩まされている インターネット上で誹謗中傷を受ける 第3部 メンタルや自分の特性の悩み 精神科に行くのに抵抗がある 眠れなくて活動に支障が出ている テンションが高すぎて心配 幻覚・妄想がある 人前に立つのが不安 臨機応変な人間関

    アーティスト・クリエイターの心の相談室 手島 将彦(著/文) - 福村出版
  • すぐれていることと表裏一体の難しさ | ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織

    2.ギフティッド児の特徴:過興奮性と非同期発達 ギフティッド児の定義には含まれないながらも、広く共通に見られる特性として、過興奮性(overexcitabilities)と非同期発達(asynchronous development)があげられます。 (1)過興奮性(overexcitabilities:OEs) ギフティッド児の激しさや繊細さと関連する特性です。精神医学の領域でeasy excitabilityという語が「易刺激性」や「易興奮性」として用いられていることを考慮し、「過興奮性」としましたが、日語ばかりでなく、英語の文章中でもOEsと表記されることがあります。すべてのギフティッドに見られるわけではありませんが、広く見られる特性です。 心理学領域では、激しさ、集中力、粘り強さは幼少期に現れる高知能のサインだという研究が古くからあります*1。特にギフティッドに関心のある心理学者

    すぐれていることと表裏一体の難しさ | ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
  • ギフティッドの現在 | ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織

    「ギフティッド」――このことばを初めて耳にする方は、最近の日でも少なくなってきているかと思います。最近、テレビ映画で見たという方もいらっしゃるでしょう。現在の日は、「ギフティッド」ということばは浸透し始めているけれども的確な理解にはまだ課題がたくさんある状態にあると思います。たとえば、ギフティッドは天才だとか、ギフティッドは発達障害の一つのカテゴリーだという誤解がなされていたりします。 そのような誤解あるいは理解不足は、一般社会だけではなく、教育や医療の専門家の間でも珍しくありません。ギフティッド児の親が理解や支援機関を探し求めても、「ギフティッド? あぁ、メディアで最近見られる、あれ? あれはただテレビやネットで騒がれているだけのもので、専門的に信頼できる概念ではないでしょ。アスペルガーとお医者様に言われたのであれば、そのケアを受ければいいのですよ。専門の先生を紹介しますよ」などの

    ギフティッドの現在 | ギフティッドの居場所をつくる――その理解と受容から 角谷詩織
  • 科学としての心理学:科学的・統計的推測入門 - 新曜社