オープンデータと監視社会は、同じ顔をしてやってくるようだ。 政府のデータをどんどんネットで公開していく、というイニシアチブの一方で、空前の厳しさとも指摘される情報漏洩の摘発と、徹底したネット情報監視の実態が次々と明らかになる。 出したいのか、隠したいのか。 ●透明性を超えて まずはオープンデータから。 IT技術者らが行政のオープンデータ促進に取り組む米NPO「コード・フォー・アメリカ(CfA)」。このNPOが出している「ビヨンド・トランスペアレンシー」という本が、かなり読みやすくて、面白かった。 Beyond Transparency–Open Data and the Future of Civic Innovation シカゴの初代チーフ・データ・オフィサー(CDO)を務めたブレット・ゴールドスタインさんと、コードフォー・アメリカのコンンテンツ・マネージャ、ローレン・ダイソンさんによる
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