韓国陸軍の主力戦車「K1A1」の核心技術が海外に流出した。耐久性評価を担当した韓国機械研究院の責任研究員の仕業だった。 防衛事業庁と大田(テジョン)地検が30日に明らかにしたところによると、機械研究院の責任研究員は2010年に、韓国の地形に合わせ設計したK1A1の変速機ステアリングの設計図を米国の企業に渡した。責任研究員は自ら機械製造会社を設立した後、公金流用などで5億ウォン以上の不当な利得を得た容疑(防衛事業法違反および特定経済犯罪加重処罰法上背任)を受けている。 検察関係者は、「責任研究員がK1A1の耐久性評価のために提供された設計図を米国の企業に渡した。米国企業の要請があったのか、責任研究員が自発的に渡したものかを確認している」と話した。責任研究員が米国の企業から金を受け取ったのかは確認されていない。防衛事業庁関係者は、「2010年6月から昨年4月までK1A1戦車の耐久性評価を第三の
