岩手大学の宮崎雅雄教授と上野山怜子大学院生らは、ネコがマーキングする時の尿が通常の尿よりもにおいが強い理由を解明した。尿の成分は同じで、スプレー状に広く壁に吹きかけることで、においを広がりやすくしていた。研究成果は消臭方法の開発などに役立つと期待している。ネコは通常の尿以外に、尻尾を上げて壁などにスプレー状に尿を吹きかけて、縄張りを示す。生後7〜8カ月の性成熟するころから始まり、去勢していない
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Published 2022/11/19 06:03 (JST) Updated 2022/11/19 06:15 (JST) 北海道中標津町の獣医師山田恭嗣さんが、新型コロナに感染した飼いネコを診察して症状の特徴をまとめた論文を発表し、取材に応じた。日本獣医師会によると、ネコの症例報告は国内初。飼い主からの感染が考えられるとし「疑わしき症状が出ても、獣医師に相談して冷静な対応を」と呼びかける。 感染したネコは道東部の家庭で飼われている当時12歳の雌。飼い主らが感染した直後、ネコにも鼻水やせきの症状が出始め、飼い主らと同じデルタ株の陽性が判明。発症8日目に呼吸器の状態が悪化したため、抗ウイルス剤などを投与すると、回復した。 ネコは室内で飼われ、飼い主を介して感染したと判断した。
マリナ @Aefh3sg0R43qi3o 写真は踏切を嫌がるマリナと、抱っこで渡るマリナです。重い……。 マルーン色な私鉄さんに興味本位で質問した所数週間の間に何ヶ所も調査して電流の強さを調べてくださったようです。 感電や火傷が怖いので抱っこが対処法💦 2022-04-28 23:57:07 マリナ @Aefh3sg0R43qi3o 日本中の線路に対処するのは現実的ではないと思うので、ワンコ散歩の際には線路は出来るだけ抱っこ、もしくは少し待ってから渡るようにしたら良いのかと思いました。念の為電鉄会社さんから頂いたご返信の一部を載せておきます🙇♀️ pic.twitter.com/peWGXSx7ij 2022-04-29 14:38:30
Published 2022/01/08 04:46 (JST) Updated 2022/01/08 10:06 (JST) 犬は東アジアに生息していたハイイロオオカミから進化した可能性が高く、20世紀初めに絶滅したニホンオオカミが最も近縁だとする研究結果を、総合研究大学院大や岐阜大などのチームが8日までにまとめた。ハイイロオオカミの亜種とされるニホンオオカミの残された骨からDNAを調べ、系統関係を分析した。 査読前の論文をウェブに発表した。チームの寺井洋平・総研大助教(進化生物学)は「東アジアのハイイロオオカミが、犬とニホンオオカミの祖先に分岐したと考えられる」と指摘。 犬が人と暮らすようになった地域の解明に役立つ可能性があるという。
内モンゴル自治区西ウジムチン旗にある繁殖センターの文化紹介イベントで疾走する馬の群れ (PHOTOGRAPH BY PENG YUAN/XINHUA VIA GETTY) 数千年前から、ウマは世界中の社会で重要な役割を果たしてきた。古代から耕作に力を貸し、人々を短い時間で遠くへと運び、戦場では兵士に闘いにおける優位性をもたらした。こうしたことを分かっていても、では家畜ウマはどこから来たのかというシンプルな疑問には、専門家はずっと頭を悩ませてきた。 最近、2つの大陸の100人以上の専門家の尽力で、その謎がようやく解けたようだ。家畜ウマのルーツは「ロシア南部」にあるという答えにたどりついたのだ。 アナトリア半島(小アジア)、イベリア半島、ユーラシア大陸のステップ地帯西部という3つの地域のいずれかが家畜ウマのルーツとして有望視され論議されてきたが、今回の発見で、その起源は、ユーラシアステップ地帯
ドイツ・フランクフルトのフェッヘンハイム地区では、たった1頭だけでぶらぶらと毎朝散歩している白馬がいる。 この馬は、これまで14年間ひとり(一頭)で散歩を続けており、地元では知られた存在だ。しかしなぜ、飼い主が傍にいないのか。それにはこんな理由があった。 Jenny the horse roams free in Frankfurt, despite Covid-19 lockdown 14年間ひとりで街中を散歩する白馬“ジェニー” フランクフルトのフェッヘンハイム地区に、毎朝同じルートをゆっくりと散歩しているジェニーというメスの白馬がいる。 白馬には野良というわけではない。ウェルナー・ワイシェーデルさん(79歳)という飼い主がいて、昔はジェニーに乗って毎日一緒に散歩をしていたのだが、高齢になり、乗馬することが難しくなった。 そこで、最初は同じルートでジェニーを引き連れて散歩をしていたが、
山形大学が開発した「やわらかロボ!ゲルハチ公」が県内外で展示されている。軟らかい素材でできたロボットで、人が触れると人工知能(AI)がなでられ方などを解析し、鳴き声などで反応する。山大は「心地良い手触りで、癒やしを与えられるのではないか」と福祉分野などでの活用を期待する。 同大大学院理工学研究科の古川英光教授らは、従来のロボットと一線を画す「やわらかロボット」の研究を進める。ぶつかっても比較的安全な上、触り心地の良さから快適さを感じられるという。研究は2016年に科学技術振興機構の共同研究推進プログラムにも採択されている。 ゲルハチ公のモチーフは、JR鶴岡駅に展示されている石膏(せっこう)の「鶴岡ハチ公像」。東京・渋谷のハチ公の試作品とされ、山大は鶴岡ハチ公像保存会の協力も得て制作した。 ゲルハチ公は幅35センチ、奥行き100センチ、高さ86センチで、頭と前脚に軟らかいシリコーンを使用。正
キンギョの祖先は約1400万年前に遺伝子が倍になって進化の原動力になってキンギョができた―。大阪大学などの研究グループがキンギョのゲノム(全遺伝情報)を解読してこのような興味深い研究成果をまとめた。脊椎動物の進化解明のほか、人の病気発症メカニズムの研究にも役立ちそうだという。研究論文は27日に米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。 キンギョとフナの祖先種での全ゲノム重複と進化 キンギョやフナの祖先種では、約1400万年前に全ゲノム重複が起こり、遺伝子が一般の魚類の2倍となった。その後、倍加した遺伝子の一部は進化・淘汰されている。その変遷の様子が今回のゲノム解読により明らかとなった。(提供・大阪大学) 研究グループには、大阪大学蛋白質研究所・分子発生学研究室の大森義裕招へい教授のほか、国立遺伝学研究所の川上浩一教授、藤山秋佐夫特任教授らも加わった。 研究グループによると、キンギョはコ
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猫のふんの悪臭の一因となる揮発性の硫黄含有化合物の一種が、ふんをした猫の性を識別するフェロモンとして機能していることが、宮崎雅雄・岩手大准教授(生化学)らの研究で分かった。硫黄含有化合物の放出量は雄の方が雌より多く、別の猫がにおいを嗅ぎつけた際、この物質のにおいが強ければ雄由来のふんと識別できていると予想されるという。 ふんから検出されたのは、「3-メルカプト-3-メチル-1-ブタノール」(MMB)。猫に特有のアミノ酸「フェリニン」の分解物で、宮崎氏らの研究グループが2006年に猫の尿から初めて検出し、猫特有の尿のにおいの原因物質であることを突き止めた。今回、ふんのにおいの形成にも関わっていることを初めて発見した。
オオカミの亜種メキシコオオカミ。メキシコ・メキシコ市の動物園で(2017年7月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/PEDRO PARDO 【7月19日 AFP】小型犬のチワワから大型犬のセントバーナードまで、今日の飼い犬はその起源を単一のオオカミの群れにまでさかのぼることができるとの研究結果が18日、発表された。人とこのオオカミの群れとの遭遇は、最大4万年前にさかのぼるとしている。 今回の結果をめぐっては、「人間の最良の友」であるイヌがその祖先のオオカミからいつ、どこで最初に枝分かれしたかをめぐる科学的論争を再燃させるとみられている。 オオカミからイヌの分岐が起きた時期と場所については、学派ごとにそれぞれ異なっており、約1万5000年前に欧州でと主張するものや、約1万2500年前に中央アジアまたは中国でと主張するものまで様々だ。 他方で、2016年に米科学誌サイエンス(Science)に掲
窓の外を見る猫。英ロンドンで(2017年5月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/Justin TALLIS 【6月20日 AFP】ネコは古代エジプトを「征服」するはるか以前に、石器時代の農耕民を魅了していたとする研究論文が19日、発表された。DNA分析で明らかになったところによると、これ以降にネコの家畜化と愛玩動物化が世界中に広まっていったのだという。 原産地を出て世界に拡散した最初の野生ネコで、今日の飼いネコの祖先となったのは、リビアヤマネコ(学名:Felis silvestris lybica)であることが今回、研究で明らかになった。小型でしま模様のある中東産の亜種は全世界に生息地を拡大させるまでに上り詰めた。 リビアヤマネコは約6000年前、現代のトルコ周辺のアナトリア(Anatolia)地域から船で欧州に渡った可能性が高い。「リビアヤマネコの世界征服は新石器時代に始まった」と、論
このところ猫に押され気味ですが、「最古の家畜」であり、長く関係を深めてきたパートナーと言えるのはやはり犬。犬と人間はどんな道のりを歩み、特別な関係を築いてきたのでしょうか。探ってみました。 日本最古の犬の骨は9500年前 犬と私たちはいつ、出会ったのか。最も古い犬の骨は、ロシアで発見された約3万3千年前のものだ。旧人の居住跡で見つかった。一方、人間に家畜化されたのは2万~1万5千年前と考えられている。イスラエルのアイン・マラハ遺跡では、高齢の女性が子犬に手を添える形で共に葬られた約1万2千年前の墓が見つかっている。 日本最古の犬の骨は約9500年前のもの。神奈川県の夏島貝塚で見つかった。縄文時代には番犬や狩猟犬として飼われていたようだ。だが、弥生時代に入ると様子が変わってくる。愛知県の朝日遺跡では犬の骨が散乱した形で見つかり、解体痕もあった。 麻布大で動物行動遺伝学を研究した外池亜紀子さん
ネコの腎不全は、血液中のあるたんぱく質が働かないために起きることをマウス実験で突き止めたと、東京大などの研究チームが12日発表した。ネコは他の動物と比べて腎不全で死ぬ割合が突出して高いが、原因は謎だった。治療法の開発につなげたいとしている。 東大の宮崎徹教授(疾患生命科学)によると、人間やマウスでは、血液中にある「AIM」というたんぱく質が、急性腎不全で腎機能が低下すると活発化し、腎臓内の尿の通り道にたまった老廃物の除去にかかわっている。ネコのAIMを調べると、人間やマウスよりも血液中に多く存在しているが、急性腎不全の時に働いていなかった。 さらに、ネコのAIMをつくる…
モザンビークのニアッサ国立保護区で、オスのノドグロミツオシエを手に乗せるヤオ族の蜂蜜ハンター、オーランド・ヤセニ氏。ノドグロミツオシエは研究のため一時的に捕獲した。(PHOTOGRAPH BY CLAIRE SPOTTISWOODE) ノドグロミツオシエ(学名:Indicator indicator、英名:ハニーガイド)と呼ばれるアフリカの小鳥は、人の声を聞きとり、その意味を理解できることが、最新の研究で初めて確認された。研究結果は科学誌「サイエンス」に掲載された。 モザンビーク北部。ある男性が声を震わせて特殊な音を出すと、ノドグロミツオシエがそれに気付く。男性は蜂蜜を求めて、ハチの巣を探しそうとしている。ノドグロミツオシエは、彼を巣の場所まで案内し、ごほうびに人間が取り出したハチの巣をもらう。 飼い慣らされた種が人間とコミュニケーションを取れることはよく知られているが、「野生動物と人間も
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