タミヤでは1/24スポーツカーシリーズの新製品として、トヨタ初の量産乗用車「トヨダAA型」を6月27日に発売する。それに先立って6月9日、東京のプラモデルファクトリー新橋店でメディアミーティングを開催した。 ミーティングで紹介されたのは、AA型をはじめとしたカーモデル全般における製品開発の手法や変遷など。かつてと現在の開発プロセスの違いや、逆に変わらないことなど興味深い内容だった。 もっとも大きなトピックは、デジタルツールの導入による「道具の変化」だ。商品開発のために実車を徹底的に計測、撮影をすることは昔から変わらないが、近年では3Dスキャナーを使うことも増えてきているという。 3Dスキャナーでは折り畳まれたオープンカーの幌や人物の服など、柔らかい素材のしわやたるみといった部分までも正確にデータ化できるのだとか。 取材後は図面を製作する段階へ進むが、かつての手描き図面はCADに置き換えられ