和歌山電鉄貴志川線の貴志駅(和歌山県紀の川市)で、ネコの駅長として人気を集めた三毛猫「たま」が22日、入院中の動物病院で死にました。雌の16歳で、人間だと80歳程度に相当するといいます。同電鉄は24日、たまを「名誉永久駅長」とすることを発表しました。今年4月29日に行われた16歳の誕生日を祝うセレモニーでは元気な姿を見せていましたが、5月に鼻炎で体調を崩し、入院していました。 「気ままな性格の猫が多いが、たまはどんなお客さんも受け入れ、招き猫としてよく働いてくれた」というたまのこれまでを、写真で振り返ります。 あれから1か月…今も多くのファン訪問、後継「ニタマ」も奮闘 ネコの駅長として人気を集めた三毛猫の「たま」が死んで22日で1か月になった。駅舎に設けられた祭壇には今も大勢のファンが供え物を持ち寄り、在りし日をしのぶ姿が絶えない。海外の報道機関からは追悼の手紙も届く。国内外から愛された先