サッカー練習施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)が2020年の東京五輪で、サッカー男女日本代表の強化拠点として使われることが決まった。日本サッカー協会が29日、朝日新聞の取材に明らかにした。 協会は昨年12月の理事会で日本代表の強化拠点とする方針を決めた。事前合宿などで使うことを想定している。Jヴィレッジは現在、東京電力の福島復興本社が置かれ、原発事故処理の拠点として使われている。施設の運営に関わっている福島県などは、19年4月までに全面再開を目指している。
ジェフユナイテッド株式会社は、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース上村崇士総監督が重大なセクシャルハラスメント行為をしたことを受け、本日付で、同氏との契約を解除することといたしましたので、お知らせします。 上村 崇士 (うえむら たかし)氏 □生年月日: 1973年12月2日(40歳) □出身地: 大阪府 □選手歴: 1989~1992年 長崎県立国見高校 1992~1994年 横浜フリューゲルス 1995~1996年 ヴィッセル神戸 1997~1998年 サガン鳥栖 1999年 川崎フロンターレ 2000年 セレッソ大阪 2001~2002年 ジェフユナイテッド市原 □指導歴: 2003~2004年 ジェフユナイテッド市原・千葉 普及コーチ 2005~2006年 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 監督 2007年 ジェフユナイテッド市原
「110番の日」の10日、岡山県警は、サッカーのファジアーノ岡山や岡山湯郷ベルの選手らを招き、県内各地で110番の正しい利用を呼び掛ける啓発活動を行った。 岡山市中区西川原の就実大では、県警通信指令課と岡山中央署が実施した。学生や近隣住民ら約300人を前に、國政修造署長が「110番は万が一の際の緊急電話。正確な情報を伝えてほしい」とあいさつ。応援に駆け付けたファジアーノ岡山のMF仙石廉選手(22)が「事件や事故に遭遇したときは落ち着いて通報しよう」と呼び掛け、華麗なリフティングを披露した。 美作市湯郷のスーパーでは、岡山湯郷ベルで背番号「1」の福元美穂選手と「10」の宮間あや選手の五輪メダリストコンビが登場。 警察礼服姿の両選手は「これを機に正しい通報について皆さんと考えたい」と宣言。携帯電話で通報した後は電源を切らない―など110番の注意点を記したちらしを買い物客らに手渡した。 県警が2
宙高く蹴り上げられたボールは不規則に揺れながら落ちた。ロンドン五輪の準決勝フランス戦。宮間あやの「無回転フリーキック」は、GKのキャッチミスを誘い、こぼれたところを大儀見優季が決めた。初の決勝へ大きく前進する先制点は、日本らしい繊細な技術の産物だった。 ぶれ球と呼ばれる無回転キックは、振り脚を速く、ボールの芯を真っすぐ押すように蹴らなければならない。U-20代表の田中陽子も同じ技の使い手だ。数年前、男子の一部ではやり始めた技を、なぜ、なでしこたちはすぐに習得できたのか-。ヒントは日本の習い事文化にあるようだ。 書道や華道、武道などの習い事は形を重んじ、コツコツと練習に励んで技を極める。サッカーも同じ。多くの子どもたちはスクールに行き、基礎を教わる。家に戻ると、一人で壁に向かって蹴り、リフティングに興じることも珍しくない。
サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、昨夏のロンドン五輪で銀メダルを獲得し、閉塞(へいそく)感あふれる日本を明るくした。一昨年のワールドカップ(W杯)でも優勝した日本女子代表。長い間、低迷していた日本の女子サッカーが、世界で通用したのはなぜか-。佐々木則夫監督(54)は成功の秘訣(ひけつ)として、六つの「なでしこ流」を明かしてくれた。国際社会、教育、金融など、さまざまな分野で問題を抱える今の日本。「なでしこ流」を読み解きながら、これからの日本が歩むべき道筋のヒントを探る。 倒れても起き上がり、ボールを追いかけた。2011年のドイツW杯。米国との決勝戦は、後世に語り継がれる熱戦になった。日本は2度にわたってリードされるが、そのたびに追いついて、最後はPK戦で宿敵を倒した。紙吹雪が舞い、澤穂希がトロフィーを掲げる。なでしこたちのひたむきさが結実した瞬間だった。
「大きな悲劇の前にはスポーツの試合などは些細なことの一部に違いない。厳しい現実の前にスポーツによって味わえる感情などは無意味なものだろう。だがスポーツは時としてわれわれにとって必要な気晴らしでもあるはずだ」 日本でも「なでしこジャパン」が流行語大賞に選ばれたが、12月1日、米スポーツ誌SI(スポーツイラストレイテッド)のサッカーページのトップでも、なでしこジャパンWC獲得の写真と共にこう始まる記事が掲載された。2011年のスポーツマンオブザイヤーの候補として<なでしこジャパン>をMatt Dollinger記者が推薦し書きあげた記事だ。日本人にとっては涙を禁じえない感動的な文章であった。 記者はこう続ける。 9月11日の大惨事の後、NYヤンキースとメッツは快進撃を続けたこと、台風カトリ―ナの大被害を受けた翌年、ニューオーリンズセインツは今までの不振がウソのように地区優勝を決めたこと…
佐々木「佐々木でございます。今日はお招きありがとうございます」 天皇陛下「このたびはおめでとう」 佐「ありがとうございます」 陛下「よい成績でよかったですね」 佐「ありがとうございます。日本国民の皆さんのご声援のおかげで、何とか小さい娘たちがチャンピオンになってまいりました」 陛下「それぞれの選手がみんな持てる力を十分に発揮したんじゃないんですか」 佐「本当に皆さまの後押しもありまして、何とかチャンピオンになることができました。あの、大和なでしこの沢穂希と、妻の淳子です」 陛下「おめでとう」 沢「ありがとうございます」 陛下「随分練習されたんでしょう」 沢「そうですね。佐々木監督のもと、たくさん練習をしました」 陛下「試合を一部でしたけれど映像を見まして、本当によかったと思いましたね」 沢「ありがとうございます」 陛下「あのPK戦の時の、足でやって、なんていうか…」 佐「セーブしたんですね
東京電力は28日、福島第1原発事故を受けて活動を一時中止している女子サッカー部「マリーゼ」について、所属13選手を他のクラブに移籍させた上、休部にすると発表した。今後、日本サッカー協会の協力を得ながら移籍先を探す。また、監督やコーチらスタッフ9人の契約を解除するとともに、日本女子サッカーリーグに対し来シーズンの活動休止を申し入れた。 マリーゼには原発事故前、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝したなでしこジャパンのDF鮫島彩選手らが在籍していた。休部決定について、東電の西沢俊夫社長は「一時的な『休部』として存続させ、福島県の復興とともに活動を再開させたい」とのコメントを出した。 【関連記事】 〔写真特集〕頑張れ、なでしこ〜女子サッカー 全日本女子、12月3日開幕=サッカー スポーツ界から復興支援=先生役に白鵬、沢ら カズ「素晴らしい」と称賛=なでしこ五輪出場にエール
枝野幸男官房長官は2日、サッカーの女子W杯で初優勝した「なでしこジャパン」に対する国民栄誉賞授与を正式に発表した。国民栄誉賞は19例目で、団体の受賞は初めて。枝野氏は会見に先立つ閣僚懇談会で、女子サッカーに対する支援拡充を検討するよう高木義明文部科学相に指示した。優勝に続く2度目の朗報に選手の地元や関係者は喜びに包まれた。 国際サッカー連盟(FIFA)主催大会での日本の優勝は、男女を通じ史上初の快挙だった。日本国内では「なでしこフィーバー」がわき起こり、国民栄誉賞の対象となる「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与える顕著な業績があった者」にふさわしいと判断された。 枝野官房長官は「最後まであきらめないひたむきな姿勢が国民にさわやかな感動と、東日本大震災などの困難に立ち向かう勇気を与えた」と授与理由を説明。7月25日の会見で枝野氏は、なでしこジャパンに国民栄誉賞を授与する意向を表明。政府
なでしこに国民栄誉賞 支援拡充検討も指示 枝野幸男官房長官は2日の記者会見で、サッカーの女子W杯で初優勝した「なでしこジャパン」に対する国民栄誉賞授与を発表した。国民栄誉賞は19例目で、団体は初。18日に首相官邸で表彰式を行う。枝野氏は会見に先立つ閣僚懇談会で、女子サッカーに対する支援拡充を検討するよう高木義明文部科学相に指示した。 神戸市内で記者会見した沢穂希主将(32)=INAC=は実感が湧かない様子で「すごい方たちと名前を並べていただいて光栄。この先もいい成績を残せるようにみんなで頑張りたい」と喜びを口にした。W杯準決勝のスウェーデン戦で2得点した川澄奈穂美選手(25)=同=は「好きなサッカーで感動や希望を与えられて、本当に誇りに思う」と述べた。 巧みな采配が話題になった佐々木則夫監督(53)は東京の日本サッカー協会で緊張気味に「国民の皆さんとともに戦った中での賞だと思っている。震災
サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で初優勝の快挙を成し遂げた日本代表は2日、団体では初となる国民栄誉賞の受賞が決まった。世界の頂点に立ったことで、これまで恵まれなかった競技環境の改善へ向けた動きが出始めていたが、さらに追い風が吹きそうだ。 枝野官房長官は同日、サッカー女子への支援を充実させるように文部科学省に指示。高木文科相も選手個人への助成金増額や、なでしこリーグへの支援拡大を検討する方針を表明した。 現在、トップ選手にはサッカーくじなどの収益から、1人月額10万円が支給されている。助成金を担当する日本スポーツ振興センター助成課の関係者は「国からも早急にと言われている。1カ月以内には結論が出るのでは」と話しており、最大で1人当たり10万円が増額される見込みだ。 代表クラスの選手への支援に加え、代表選手の大多数が所属するなでしこリーグの活性化や、競技環境が整備されていない中学生年代
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