【ローマ=前川浩之】イタリア南部ナポリ近郊で28日夜(日本時間29日未明)、約50人が乗ったバスが高速道路から転落した。国営放送RAIによると、少なくとも39人が死亡、9人がけがをした。在イタリア日本大使館によると、今のところ日本人が巻き込まれたとの情報はないという。 ANSA通信によると、バスはナポリから約60キロ離れたモンテフォルテ・インプリモ付近で、高速道路の高架橋から約30メートル下に転落、大破した。バスの運転手も死亡した。地元の警察関係者は同通信に、「ブレーキに何らかの異常があったのではないか」との見方を示している。 最新トップニュース