9月県議会に個人県民税の減税条例案を提案すると表明した大村秀章愛知県知事=23日、県公館個人県民税の減税条例案について報道陣に説明する大村秀章愛知県知事(右)=23日、県公館 【相原亮、佐藤恵子】愛知県の大村秀章知事が23日、9月定例県議会に2014年度から個人県民税を減税するための条例案を提案すると表明した。具体的な税率などは議会側と協議して決める。任期の最終年度で公約実現をめざす知事の姿勢を、盟友の河村たかし名古屋市長は「最高の朗報だ」と歓迎。ただ県議会には慎重論もあり、協議の行方は見通せていない。 「減税は4年間の任期中に何とか実現したい。具体的な税率は議会と相談したい」。大村知事は23日夕、9月19日に開会予定の県議会に減税条例案を提案すると表明した。 これに先立ち、大村知事は自民、民主、減税日本一愛知、公明の4会派に協議を呼びかけた。その際、5%減税と10%減税の2案を提示