写真の男性を見て「あれ、この人どこかで見たことが……」ということはないだろうか。彼の名前は大川竜弥(31歳・無職)。自称「日本一インターネットで顔写真が使われている男」だ。大川さんは“PAKUTASO”などフリー素材サイトに、様々なシチュエーションの写真をアップしている。写真の「口を押さえて驚く男」は、転職サイトの有名なバナー広告「うわっ…私の年収、低すぎ…?」と同じポーズをしたもので、最終的にはこの写真が同広告のパロディ的な「えっ…俺の土地、こんなに高く売れるの?」という不動産サイトのバナー広告になった。 大川さんが公開した写真は「バーカウンターで美女と酒を酌み交わす男」「今でしょ! 先生のマネ」「スーツとたすき姿で街頭演説をする候補者」など多岐にわたる。そして、使い勝手が良いものだからニュースサイトやバナー広告、果てには個人ブログでもこれら写真は使われる。フリー素材なだけに肖像権も放棄
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