国内のコンビニエンスストアがことし5万店を超えて、競争が激しさを増すなか、大手コンビニ各社の間では、新たなサービスで顧客を取り込んでいく動きが活発になっています。 このうち「ローソン」は、今年度の出店が過去最多のおよそ1000店舗になる見通しで、来年度も同じ水準を維持する方針です。 ローソンは、店舗の駐車場を地方自治体に開放する協定を全国で結ぶ計画で、移動健診車を使った市民向けの健康診断などに使ってもらうことで、集客につなげたいとしています。 さらに、80店舗余りで始めている、かぜ薬や胃腸薬などの市販薬の販売を今後5年間に3000店舗にまで拡大するなど、健康関連のサービスを強化することにしています。 一方、「セブン-イレブン」は今年度、過去最多となる1500店舗の出店を計画していて、来年度はさらに上積みし、1600店舗の出店を進める方針です。 セブン-イレブンは、これまで一部の店舗で行って