気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 新しい年に入り、4月に年度が替わる企業では、次年度に向けた事業計画・予算作りの時期を迎えている。各種調査リポートによれば、不確実な経済情勢を反映して、IT(情報技術)予算について2009年度は抑制傾向にある企業が多いようである。ただし、以前の稿でも書いたが、単純なコスト削減、投資抑制ではいけないと思う。 「嵐が過ぎるまでじっと我慢」の穴熊戦法では、企業としての競争力を弱体化させてしまう。また、多くの企業ではもともとのIT支出にいろいろなムダがあるわけで、単純なコスト削減に走るだけでは、数字のつじつま合わせになるだけでなく、ムダの原因は温存されたままになってしまう。 むしろ、この機にIT支出のあり方を抜本的に見直す取り組みが必要である。この1~