米大リーグのプレーオフが始まり、ア・リーグの優勝決定戦は東地区の首位を争ったタンパベイ・レイズとボストン・レッドソックスの対決となった。その大事な第1戦で先発マウンドを任されたレッドソックスの松坂大輔投手は、7回0/3を無失点で抑える好投で岡島秀樹投手、ジャスティン・マスターソン投手、ジョナサン・パペルボン投手の救援陣につなぎ、チームに貴重な1勝目をもたらしている。 この松坂投手の活躍に対し、米メディアが絶賛の声を寄せた。特に、スポーツ専門局ESPNのジェリー・クラスニック記者は「レッドソックスが1億ドルの移籍金と高額な年俸を支払った理由を示した」「自身の極めて高い能力を証明した」としている。 レギュラーシーズンの松坂投手は、昨季を上回る18勝3敗(リーグ4位)、防御率2.90(同3位)を記録し、不調だったエースのジョシュ・ベケット投手(12勝10敗、防御率4.03)を大きく上回る成績を上