Mozilla Foundationは米国時間24日、Firefoxブラウザのアップデートをリリースした。このバージョン1.0.1では、ドメイン名を偽装したフィッシング詐欺に悪用される問題が修正されている。 以前のFirefoxには、半角英数字以外の文字列で登録されたドメイン名を扱うための標準である、国際化ドメイン名(IDN)を悪用したフィッシング詐欺が可能になる問題があった。たとえばPayPal.comドメインの最初の「a」にあたる部分にUnicodeの「а」の字をあてて「http://www.pаypal.com」とし、本物のPayPalサイト(「http://www.paypal.com」)に見せかける、といったことが考えられた。 Firefoxは今回のアップデートで、アドレスバーに IDN Punycodeを表示し、URLの偽装を防ぐように変更された。PunycodeとはASCII