NTTドコモが7~9月の3カ月間、東京電力管内で勤務するグループ社員の休日を、土・日曜日から月・火曜日に変更することが23日、分かった。政府が電力需要がピークを迎える夏場に向け企業や家庭に15%の節電を要請しており、平日の冷房電力などを削減することで節電効果を高める狙いがある。 業務委託しているコールセンターや、関東甲信越に約640店ある代理店のドコモショップは休日の変更が難しく除外する。対象社員は最大4000人程度の見通し。 産業会では、自動車業界が全国の工場で7~9月の休日を土・日曜日から木・金曜日に変更することを決めている。通信業界では電力需要の季節変動が少なく、各社ともオフィス電力の節電策を検討中。NTTグループでは、在宅勤務の本格導入や夏休みの長期化なども検討している。