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伊HAL9000は、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の名画「最後の晩餐」を、超高解像度画像でインターネット公開するプロジェクト「Haltadefinizione」を立ち上げた。インターネット回線につながってさえいれば世界中のどこからでも、そして誰でも無料で鑑賞できる。 同社は、これまでにも数々の名画を、特殊技術を用いて高解像度画像で保存することに取り組んできた。Haltadefinizione上では、ガウデンツィオ・フェッラーリ(Gaudenzio Ferrari)が描いた「キリストの一生」(Vita di Cristo)が、86億画素(8.6ギガピクセル)で公開されているほか、アンドレア・ポッツォ(Andrea Pozzo)による「サン・ティニャーツィオ聖堂」(Gloria di Sant'Ignazio)を、98億画素(9.8ギガピクセル)にて鑑賞可能になっている。 今回、過去に同社が手がけ
ロボットアームを駆使し、『イリアス』最古の写本を3Dスキャン 2007年6月11日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Amy Hackney Blackwell 2007年06月11日 米FARO社製スキャナー付きロボットアームを駆使して写本の3Dスキャンを行なうMatt Field氏。 Photo: Amy Hackney Blackwell スライドショーはこちら(英文) 図書館の棚で千年以上も埃をかぶっていたホメロスの叙事詩『イリアス』の最古の写本が、間もなくデジタル化され閲覧できるようになる。 16世紀から続くベネチアの図書館を研究チームが訪れ、10世紀のものと見られるこの写本の超高精細3Dコピーを作成した。ロボットアームに取り付けたレーザースキャナーによって、写本に残るあらゆるシワや欠損までもが写し取られている。 写本は羊皮紙を用いており、全645ペ
別名「責空文庫」 これは、青空文庫への敬意を表した命名です。青空文庫がテキストファイルを提供し、さまざまな環境で読めるのに対し、この「うわづら文庫」はテキストではなく画像で、すなわち上面だけのものだ、という意味です。 (別名の「責空文庫」(せめぞらぶんこ)というのは、「テキストはなくても、せめて画像でも読めれば」という意味で「責めて版・青空文庫」と。でも、副詞の「せめて」に「責」を当てるのに不快感を感じる人も居るでしょうから(「せめて」を「責而」と書くことも用例がありますが)、これは別名ということにしました。) 「うわづらをblogで」・うわづら@cocolog・box.net。こちらにもあります。 うわづらでも、ブロードバンド環境さえあれば、読むことだけは出来ます。印刷することも可能です(Windowsなら右クリックで、Macならボタン押しっぱなしで出てくるリストで「ファイルに保存」でき
東京大学は5月24日,マイクロソフトなどが開催した大学におけるIT活用を議論する「大学CIOフォーラム」で,ITを活用した教育システムの現状について紹介した。東大とマイクロソフトは「マイクロソフト先進教育環境寄附研究部門(MEET:Microsoft chair of Educational Environment and Technology)」を設置して,この5月からITを活用した次世代教育環境を研究している。 MEETの概要について説明したのは,東大の中原淳助教授(写真1)。東大では2005年7月から「教育環境リデザインプロジェクト(TREEプロジェクト)」という,IT活用の教育プロジェクトを推進している。MEETはTREEプロジェクトの一部である。ほかにも,東大の講義資料をWebで無償公開する「UT Open Course Ware」,大学院生の基礎学力向上を狙った「TODAI T
インターネット界の先駆者Brewster Kahle氏は、ある使命に取り組んでいる。地球上のすべての人々が、全人類の知識にアクセスできるようにしたいと考えているのだ。そして、それが1バイトずつでも実現に近づくよう、懸命な努力を続けている。 Kahle氏は10年前、非営利団体のInternet Archiveを設立した。同団体の目標は、それまで短期間の娯楽であったウェブコンテンツを後世のために保存することだった。しかしKahle氏は、ウェブサイトの保存だけでは満足できず、範囲を拡大し、現存する本やテレビ番組、映画や音楽なども、このアーカイブの大規模なデジタル保管庫に収めることを決心したのだ。 Internet Archiveは、これら全てのデジタル化と、音声および動画コンテンツの無料ホスティングに加え、サンフランシスコで無料の無線インターネットを提供する「SFLan」プロジェクトに資金援助も
16日の通信・放送懇談会は、NTTの経営形態を「2010年までの中期的課題」として先送りし、当初予定していた最終とりまとめはできなかったようだ。NHKについては、「娯楽・スポーツ番組の制作の外部化」とか「子会社の削減」という話が出た程度で、チャンネル削減については結論が出なかった。 結果的には、通信・放送の融合にあまり関係のないNTT再々編問題に時間をかけすぎたと思う。これは郵政三事業なみに複雑な利害のからんだ政治問題で、半年ぐらいで結論を出すことは、もともと無理だった。他方、NHKについては、経営形態を見直す好機だったのに、官邸から「民営化しない」という縛りをかけられて、目玉がなくなってしまった。 結局、合意事項として出たのは、NHKアーカイブのブロードバンド配信ぐらいだ。しかし、これも通信・放送の融合の起爆薬になることは、とても期待できない。たしかに川口のアーカイブには、番組に換算
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