嵐のごときネタバレであるので、注意。 覚え書き。 「時をかける少女」の設定破綻箇所に対する所見。 設定破綻箇所:タイムリープの原理の不透明性。 ここでいう、原理とはなぜ時間跳躍できるのか? とか どうやって時間跳躍しているのか? でなく、時間跳躍をする前後の因果関係の不透明性のこと。 例えば、家庭科室で問題を起こしたのがマコトなのかタカセなのか、とか、時間跳躍したマコトはその世界から姿を消してしまうのだが、その後、(消えたマコトも残された世界も含めて)どうなってしまうのか? とか。 以下、考察。 タイムリープをするたびに、新しい可能世界が作られるとしたら、絵が残らなかった世界もあれば、当然、絵が残った世界もあるはず。 しかし、歴史事実が一定方向に不変であるようなチアキの口ぶりでもあり、また、タイムリープというものが前述した絵が残った可能世界への跳躍を意味しないとすれば、リープの範囲とは一本