しかし、何と言っても、Nehalemのウリは、メモリコントローラの内蔵と、高速シリアルバスによるCPUチップ間やI/Oハブとの接続である。これにより、メモリバンド幅が低いとか、メモリレーテンシが長いとか、永らくHyperTransportを使うOpteronに付けられていた差を一気に解消することが出来る。 この高速シリアルバスは、従来、CSI(Common System Interconnect)と呼ばれていたが、今回は、マーケティング用の名前が付けられ、Quick Path Interconnect(QPI)と呼ばれることになった。 発表された4ソケット構成の図では、CPUチップから4本のQPIが出ており、他の3個のCPUチップに各1本が接続され、残る1本がI/Oハブに接続されている。 Nehalemベースのシステム構成図(出典:Intel) この図に見られるように、 2個のNehale