レバノンの首都ベイルートで、レイプ加害者が被害者と結婚すれば罰せられないと定めた刑法522条に抗議する、レバノン人アーティスト、Mireille Honein氏らによるウエディングドレスをつるしたインスタレーション(2017年4月22日撮影)。(c)AFP/PATRICK BAZ 【4月23日 AFP】レイプの加害者が被害者と結婚すれば罪を免れる法律があるレバノンで22日、女性権利活動家たちが陽光降り注ぐ海岸通りにウエディングドレスをつるしてこの法律の廃止を訴えた。 論争の的となっているのはレイプ、暴行、拉致、強制結婚に関する刑法522条。昨年、この廃止を求める議案がレバノン議会に提出され、今年2月に議会委員会が審査。5月15日に採決を行うことが決まった。活動家らは議員らが廃止に投票することに望みを託している。 中東・北アフリカにおける男女平等を目指すレバノンの非政府組織(NGO)「ABA
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