映画「沈黙」が公開されて2週間が過ぎた。すでに多くの人が鑑賞し、各教会でもさまざまな意見が交わされているだろう。 映画界の巨匠マーティン・スコセッシ監督が日本宣教の歴史の一部を描いたことで、その反響も大きく、新聞、雑誌、テレビなどのメディアでは多くの感想が紹介されている。 そのような中、この映画を観た在日外国人たちはどのような感想を持ち、日本の若者たちはこの作品をどう受け止めたのだろうか。 4日、東京都中央区のロジャー・ラウザー氏宅で「『沈黙―サイレンス』映画deディスカッション」と題された集会が開かれた。主催したのは、コミュニティアーツ東京の米国人音楽家で宣教師のラウザー夫妻とグレースシティチャーチ東京。夫妻は月に1度のペースで、「Art(芸術)」「Faith(信仰)」「Life(人生)」をテーマにディスカッション形式のイベントを開催している。集まったのは、宣教師を中心に、米国・英国から