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山本『熱学思想の史的展開』
1987年に出された単行本が、このたび文庫版として出版された。 と言っても単に文庫になっただけではなく... 1987年に出された単行本が、このたび文庫版として出版された。 と言っても単に文庫になっただけではなく、いくつかの節が追加されたり新たに文献を参照したりといった変更点が随所にあり、事実上の第二版と言える内容になっている。 文庫で全三巻、計1,200頁を越える長編であり、取り上げられている文献も一次史料・二次文献ともに非常に豊富である。 これだけの文献を当たって一つの本にまとめてくる著者の力量には、毎度のことながら感心してしまう。 だがそれにもかかわらず――あるいはまさにその故に――、本書をどのように評価するべきかはなかなか難しい。 それは一つには本書全体を貫く主題が不在であるという点に、そしてもう一つにはこれが本職の科学史家によって書かれた著作ではないという事実によっている。 熱量学から熱力学へ 本書は、主に18世紀と19世紀を中心として、熱をめぐる自然科学(自然哲学)の発展をたどったもの
2009/07/09 リンク