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【正論】一途に思い込んだ正義の厄介さ 現代史家・秦郁彦+(1/4ページ) - MSN産経ニュース
《安倍批判の傍杖食った籾井氏》 「一途(いちず)に思いこんだ正義ほどやっかいなものはない」(山本... 《安倍批判の傍杖食った籾井氏》 「一途(いちず)に思いこんだ正義ほどやっかいなものはない」(山本夏彦)という警句を実感させる事例が、最近のマスコミ報道で目立つ。一部の全国紙が客観報道の建前をかなぐり捨て、彼らの「正義」観に合わない安倍晋三政権の批判に熱中している。 気の毒なのは、安倍シンパと見なされ、傍杖(そばづえ)を食う形でからまれた人たちだ。最大の受難者は、1月25日の就任記者会見での発言を叩(たた)かれ辞任を迫られた籾井勝人NHK新会長だろう。一連のドタバタ劇の次第を検証してみたい。 まず翌日付の朝刊から見出しを拾うと、「慰安婦〈どこの国にも〉」「韓国の補償要求〈おかしい〉」(朝日)、「秘密保護法は『(国会を)通ったこと』」(毎日)、「安倍政権寄り鮮明」(東京)などだが、裏返すと、「慰安婦がいたのは日本軍だけ」「日韓条約にこだわらず韓国へ追加補償せよ」「秘密保護法への反対を続けよ」「
2014/02/12 リンク