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「普通の」めまい × 苓桂朮甘湯[漢方スッキリ方程式(19)]|Web医事新報|日本医事新報社
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「普通の」めまい × 苓桂朮甘湯[漢方スッキリ方程式(19)]|Web医事新報|日本医事新報社
めまいは日常診療でよく遭遇する訴えのひとつであるが,その成因は多岐にわたり,中枢性疾患や心疾患な... めまいは日常診療でよく遭遇する訴えのひとつであるが,その成因は多岐にわたり,中枢性疾患や心疾患など緊急を要する基礎疾患を除外することがまず重要で,激しい嘔吐や頭痛,難聴,眼振を伴った例なども専門科に相談すべきである。 しかし,そのようなめまい症例は一般外来では比較的少なく,通常よくみられる「普通の」めまい症例には苓桂朮甘湯をおすすめしたい。 当科において苓桂朮甘湯を処方しためまい症例138例(2010年1月~2015年10月)の検討では,著効例63例を含む有効例は99例で有効率72%であった。めまい症状がほぼ消失した著効例の分布をみると,14歳から90歳まで幅広い年齢層で著効が得られており,また,回転性めまい,ふらつきのめまい,いずれのタイプの症例にも多くの著効例が見られた(図1)。 同時期に行った五苓散や半夏白朮天麻湯の結果と比較して,有効率,著効例の分布ともに,苓桂朮甘湯はめまいの第一