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(1)内田百閒『有頂天』(1936) - キッチンに入るな
1933(昭和8)年に出た『百鬼園随筆』から続く随筆集の、6冊めにあたる。なかほどに収録されている「寺... 1933(昭和8)年に出た『百鬼園随筆』から続く随筆集の、6冊めにあたる。なかほどに収録されている「寺田寅彦博士」という題の文章で百閒は、夏目漱石門下の大先輩だったこの物理学者の思い出をあれこれ並べつつ、文章家としての「寺田さん」について、そして「随筆」について書いている。 《私が近頃の最初の文集に百鬼園随筆と云ふ名前をつけたので、随筆と云ふ點[てん]で寺田さんと竝[なら]べられた批評を二三読んだ事があるが、私は納得しないし、寺田さんももしさう云ふ物がお目に触れたら苦笑せられた事であらうと思ふ。私の本の名前は、字面もよく音もいいので漫然とさう云つただけの事であつて、随筆と云ふ銘を打つについて、何の覚悟があつたわけでもない。かう云ふ物は随筆と云ふ事は出来ないと云ふ排他的の観念など少しも考へなかつたのである。だからその本の中には叙事文を主とし、抒情文風のものもあり、又月刊雑誌の所謂[いはゆる]
2022/10/20 リンク