エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
椿實。 三島由紀夫の認めた天才|雪雪
椿實みのるという作家がいる。 ほぼ、無名に等しいだろう。27歳で筆を折った小説家で、時折エッセイや評... 椿實みのるという作家がいる。 ほぼ、無名に等しいだろう。27歳で筆を折った小説家で、時折エッセイや評論は発表していた。なので、正確には小説家としてのメインストリームからは降りた、ということである。 椿實は幻想文学を多く残している。耽美派的とも言えるだろう。 椿實を一番に評価していたのは中井英夫、そして三島由紀夫、柴田錬三郎である。 三島由紀夫とは同い年で、三島は椿を「天才です」と、褒めて書いた手紙を寄越した。彼は、椿の作品を読んで感銘を受けると、手紙を出してその作品を褒めた。まぁ、三島はやたらと人を持ち上げる傾向にあるため、少し大仰かもしれないが。然し、椿は中井英夫も感嘆した才能である。 中井英夫といえば、日本三大奇書の一つ、ゲイ雑誌『アドニス』において連載された『虚無への供物』の作者である。この界隈に相応しく、椿實もまた、妖艶、耽美で読者を幻想へと拐かどわかす。