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架線を撤去し山車通過 世界に認められる祭りを支える鉄道会社の心意気 乗りものニュース - ニュースパス
架線を撤去、ダイヤも特別 総動員で臨む「秩父夜祭」 踏切は、一般的には列車を通すために、歩行者や... 架線を撤去、ダイヤも特別 総動員で臨む「秩父夜祭」 踏切は、一般的には列車を通すために、歩行者や自動車などの通行を遮断するものです。しかし埼玉県秩父市の市街地、秩父鉄道・御花畑駅付近の踏切では年に1度、祭りの山車(だし)を通すために列車を運休させ、架線(線路の上に張られた電線)を撤去します。 毎年12月3日の「秩父夜祭」大祭がそのときです。秩父鉄道では、その数日前から踏切部分の架線を、自社製作したボルトで取り付けるタイプの「特殊架線」に替えておきます。そして大祭当日、山車の通行が近付くと、この踏切を含む秩父~影森間で列車を運休させ、架線はボルトを外して撤去。すべての山車が通過したあと、本構造の架線へと迅速に復旧させ、列車の運行を再開させます。 架線を外した踏切を渡る山車。その高さは架線柱とほぼ同じ(2010年12月、中島洋平撮影)。 ここまで大がかりなことを行う理由、それは背の高い山車が架
2016/12/01 リンク