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焦点:教員給与巡り財務省異例の「独自案」 霞が関、力失う「文教族」 力関係変化、いつの時代も 萩生田光一元文科相 | 毎日新聞
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焦点:教員給与巡り財務省異例の「独自案」 霞が関、力失う「文教族」 力関係変化、いつの時代も 萩生田光一元文科相 | 毎日新聞
公立学校教員の処遇をどう改善するか。そして、財務省が異例の独自案を示した背景をどうみるか。自民党... 公立学校教員の処遇をどう改善するか。そして、財務省が異例の独自案を示した背景をどうみるか。自民党の「文教族」で、党特命委員長として2023年5月に提言をとりまとめた萩生田光一元文部科学相に聞いた。【聞き手・斎藤文太郎、加藤美穂子】 ――現在の議論をどう見るか。 ◆給特法の話に矮小(わいしょう)化されたのは残念だ。教職調整額を何%に上げれば全て解決するという話ではない。少人数学級も必要だし、専科の先生を増やすことも大事。自治体の首長部局とも協力して、例えば法律に関わることは弁護士にも頼む。特命委ではそれらをトータルで提案した。パーツを全部見直して、新しい形の学校を作ろうという思いがある。 ――特命委の提言は、中央教育審議会(文科相の諮問機関)の答申や文科省の25年度予算への概算要求におおむね反映された。