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9-3 第三次オシナの戦い - 風雲島国取り戦記~戦況図と歴史地図で追う月が静止した世界の偽史(真名千) - カクヨム
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9-3 第三次オシナの戦い - 風雲島国取り戦記~戦況図と歴史地図で追う月が静止した世界の偽史(真名千) - カクヨム
文武が訪れた時、ソラト総督ウィリアム・バデレーは兜を脱いでワインを飲んでいた。前線に出た様子はな... 文武が訪れた時、ソラト総督ウィリアム・バデレーは兜を脱いでワインを飲んでいた。前線に出た様子はなく、装備は綺麗なままである。 あからさまにやる気が薄い彼は、再出撃するべきとの主張にも迷惑そうだった。囮になったことで、既に自分の役目は終わった考えているようだ。部隊の再編成を行っているのも、もう一戦交えるためというよりは身の安全を図るためか。 もちろん彼も体面があるので表立って戦闘を拒否したりはしない。 「僭越である」と怒り、通じなければ「まだ再編成が終わらないのだ」と、はぐらかすのである。 「手遅れになる前に動きましょう。オシナがやられたら、次はオ……私達ですよ?後のことを考えれば、ここで戦った方が絶対に得です」 つい宿題を早くやれと叱る親みたいに言ってしまう。今なら少しは親の気持ちが分かるかもしれない。だが、抵抗する総督の気持ちはもっと良く分かる……。 「あっさり逃げた貴公に言われたくない