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純粋な試薬がよいとは限らないという話 : 有機化学美術館・分館
2月24 純粋な試薬がよいとは限らないという話 カテゴリ:有機化学 反応がうまくいかない時は、基質や試薬... 2月24 純粋な試薬がよいとは限らないという話 カテゴリ:有機化学 反応がうまくいかない時は、基質や試薬をきちんと精製し、溶媒を蒸留して再チャレンジ……というのが化学者の常識です。ところが、精製して邪魔な不純物を除くと、うまくいかなくなることも世の中にはあるようです。 * * * * * 有機化学の歴史をたどってみると、不純物が呼んだ発見や混乱は相当数あるものです。有名なZiegler-Natta触媒は、フラスコに残存した試薬をきっかけとした発見でしたし、野崎-檜山-岸反応(NHK反応)は、試薬メーカーや製造ロットによって収率がばらつくことから、詳しい反応機構が判明したといういきさつがありました。 また2009年には、鉄触媒で進行すると報告されていた反応が、実は試薬に含まれる微量不純物の銅が真の触媒であったというケースもありました(記事)。このあたりのことは、たとえば「化学
2014/02/24 リンク