国が管掌し、仕事や通勤において被るケガなどの治療費や休業給付などを行う労災保険の対象を、全フリーランスに拡大する方向であることが厚生労働省の審議会で示されたと報道されています。 労災保険、全フリーランスが加入可能に 対象270万人へ - 日本経済新聞 フリーランスの労災の特別加入、対象を大幅拡大へ 審議会で方向性:朝日新聞デジタル フリー全業種、労災対象へ 保険加入270万人に拡大|WEB労政時報 労災保険にはITエンジニアなどが加入可能に 労災保険とは、通勤や仕事において被るケガや病気、障害、死亡に対して、治療費などの療養費、休業する際の休業期間の給付、治療後に障害が残った場合の給付、死亡した場合の遺族への給付などを行うもので、国が管掌しています。 病気やケガの際の医療費を一部負担する社会保険(健康保険)や国民健康保険などの国民皆保険制度とは別の制度です。 労災保険は、労働者を一人でも雇