車載ディスプレイは720pが主流に、スマホとの接続はMHLが有力候補:車載半導体 インターシル インタビュー 現在、家庭用のテレビやPCディスプレイの画素数は、フルHD映像の表示が可能な1080pが一般的になっている。しかし、サイズが比較的小さい車載ディスプレイは、今後しばらく720pが主流になる――こういった車載ディスプレイのトレンドについて、ディスプレイ制御用ICを扱うインターシルの車載半導体事業の担当者に聞いた。 これまで自動車に搭載されるディスプレイの個数といえば、カーナビゲーションシステム(カーナビ)の表示画面の1個程度だった。しかし現在は、メーター類にディスプレイが組み込まれ、後席には映画やゲームを楽しむためのリアシートエンターテインメントシステムなども搭載されるようになった。ディスプレイを5個搭載するSIM-Driveの試作電気自動車「SIM-WIL」(関連記事1)に代表され
