明治以降日本各地の会社が出版した「社史」の中には、会社の沿革や事業だけではなく、災害や戦災などを含む当時の社会情勢に関する記述が数多く見られます。それらをみていくと、それぞれの会社や日本の社会が降りかかる困難に対峙してどのように対処したか、復興の道筋をどのようにつけたか、そしてそれをどのように記録し次代に伝えようとしたか、といったことを読みとることができます。 このたび本ブログに「社史に見る災害と復興」というカテゴリーを新設することにいたしました。そこでは実業史研究情報センターで構築中の「社史索引データベースプロジェクト」(*)の蓄積データを検索し、「災害と復興」に関する記事を含む社史についてご紹介いたします。どうぞご利用ください。 (*) センターの「社史索引データベース」プロジェクトでは、出版された「社史」の中から「目次」「年表」「索引」「資料編」のデータを集積し、各社史を横断的に検索
社史ウィキ 「社史ウィキ」とは「The Japanese Company Histories (Shashi) Wiki」の略称で、北米にある社史コレクションの総合目録です。2006年4月に米国オハイオ州立大学図書館司書M.ドノバン氏の主唱で、後述の「社史グループ」の協力の下に同図書館ウェブサイト内に設置されました。 Main Page - ShashiDb http://library.osu.edu/wikis/shashidb/index.php/Main_Page 社史ウィキでは、会社ごとに社史をまとめるという方法でページが作成されています。ここでは「Tokyo Gasu」のページを例に概要を紹介いたします。 ○ 社史ウィキ「Tokyo Gasu」ページのスクリーンショット Tokyo Gasu - ShashiDb 〔社史ウィキ〕 http://nextweb.lib.ohio-
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