小向太郎 記述言語 日本語 会議種別 口頭発表(一般) 主催者 情報処理学会第87回電子化知的財産・社会基盤研究会(EIP) 開催地 オンライン開催 アラン・ウェスティン『プライバシーと自由』は,現代的プライバシー権として「自己に関する情報をコントロールする権利」を提唱したことで知られるプライバシーに関する重要文献である.この大著は「現代的プライバシー権の起源」という章ではじめられており,「動物界のプライバシー」「原始時代のプライバシー」を概観した上で,現代的プライバシーがどのような理由で生じてきたのかを論じている.本報告では,ここで行われている検討について,本書発表後に発展した進化心理学における議論との関係を考察した。