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bookに関するebmgsd1235のブックマーク (3)

  • 誰もが手話ができる島には、耳が聴こえないことがハンディキャップにならない共同体ができた──『みんなが手話で話した島』 - 基本読書

    みんなが手話で話した島 (ハヤカワ文庫NF) 作者:ノーラ エレン グロース早川書房Amazonこの『みんなが手話で話した島』は日では最初に1991年に築地書館から刊行された単行の、30年以上の年月を経ての文庫版である。テーマになっているのは、アメリカ・ボストンの南に位置するマーサズ・ヴィンヤード島の人々の生活についてだ。 この島では一時期、閉鎖的で外部と遺伝子が混ざりづらく、遺伝性の聴覚障害のある人が多く居住し、誰もが当たり前のように手話を使う期間が長くあった。その結果、聞こえない人も聞こえる人とまったく同じように過ごし、その差異が意識にのぼらないほどとけ合って生活する特殊な文化が生まれていた。書はその文化を数多くの証言から書き残すものだ。文化人類学者の著者はこの島の生まれであり、1980年代に当時のことを覚えている島の人たちに話を聞いて、ぎりぎり書を書き上げている。 というのも

    誰もが手話ができる島には、耳が聴こえないことがハンディキャップにならない共同体ができた──『みんなが手話で話した島』 - 基本読書
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2022/10/21
    紹介ありがとうございます。kindleで読みます。オリバー・サックスの『手話の世界へ』で独自の言語体系として脱音声中心主義を知り映画のコーダでは手話と歌声のシンクロに涙しました。さてこの島では何が起きたのか?
  • 『社会はなぜ左と右にわかれるのか』 - 断層を乗り越えるための技法 - HONZ

    保守とかリベラルとか、その手の話題とは願わくば一線を引きたいと思っていたし、あまり深入りせずに真ん中あたりをうろちょろしていると思われたいのが音だ。だが、ここまで明確に人間社会における道徳の機能的価値を晒されると、むしろ知らないことの方が怖くなってくる。 道徳心理学という手法を活用した書の明快すぎる論考には、いささか著者固有のバイアスもかかっていることだろう。だが、冒頭に大部分の分量を割いて、そのスタンスを丁寧に明示している。それは、社会的直観モデルとされる「まず直観、それから戦略的な思考」というもの。つまり直観の概念を重視しながら、人間の性を描き出そうとしている。 このスタンス自体、論争の対象になりうるだろうし、実際、書にはいくつかの批判も寄せられたのだという。だが、紹介されている膨大な新事実を前に、その種の議論が周回遅れの印象を受けるほどの興奮を感じた。 冒頭から、道徳を理解す

    『社会はなぜ左と右にわかれるのか』 - 断層を乗り越えるための技法 - HONZ
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2014/05/02
    たしかに”左派の政治家は、「忠誠」基盤や「権威」基盤を大事にする有権者には、上手く訴えることが出来ない”遺伝子から政治へ、理性でなく感情ゆえに?「コミュニケーションの技術にはまだまだ革新の余地」がある
  • 『嫌われる勇気』普通じゃなくてもよくね? | orangeProse

    1.フロイトの扱いが不当だ アドラー派にかぎらず、たいてい「新しい」ことを標榜する心理療法などは(アドラーは新しくないけど)、「精神分析は」「フロイトは」「トラウマ原因論は」などという主語を使って、「仮想敵」をでっち上げるのものだけど、このでも同じような論述テクニックが使われている(テクニックというか詐術だけど)。 とうぜんながら、こので「原因論」として棄却されている「フロイト的原因論」は、フロイト派の精神分析とはなんの関係もない。 フロイト派は明確にトラウマ説を否定しており、そのせいで「出生外傷」をとなえたオットー・ランクのような有能な精神分析家はフロイト派を破門されている。 フロイト自身は、ランクの説を、「けっこう、いいんじゃね?」って思ってたんだけど、周囲の反論が激しかったから、しぶしぶ破門せざるをえなかったらしいけれど。 ちなみにぼくは、フロイト、ラカンに次いで、オットー・ラン

    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2014/04/29
    アドラー(個人心理学)は自己啓発の源流。”心理学的知見をエンジニアリングに応用し・・・、「雑多な技術群」をレジュメ化してフォルダーに投げ込んだもの”なんてうまい表現。体系化されていない宗教や思想って?
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