ウンカ類の脚に「歯車」=真っすぐにジャンプ−英大学 ウンカ類の脚に「歯車」=真っすぐにジャンプ−英大学 欧州に生息するウンカ類の幼生(写真上)と後ろ脚の付け根にある「歯車」(同下、電子顕微鏡写真)。真っすぐジャンプするのに必要と英大学が発表した(米サイエンス誌提供) 欧州に生息するウンカ類の一種は、成体になるまで後ろ脚に「歯車」を備え、2本の脚をそろえて真っすぐジャンプするのに使っていることが分かった。英ケンブリッジ大の研究チームが発見し、13日付の米科学誌サイエンスに発表した。 自然界に存在する「機械」は、大腸菌などの鞭毛(べんもう)の根元にあるモーターが知られるが、身近な昆虫で見つかったのは珍しい。歯車の機械は、かつては人類が発明したと考えられてきたが、自然界に先例があったことが示されたという。(2013/09/13-06:46) 前の記事へ 次の記事へ