10月3日から5日まで東京・台場のホテル グランパシフィック LE DAIBAで開催中の「Gartner Symposium/ITxpo 2011」において、Gartnerはメディア向け説明会を開催。2012年のITトレンドについて解説した。 米Gartner Researchのピーター・ソンダーガード シニアバイスプレジデントは、「ITを競争優位性の確保のために使う傾向が強まっている。そうしたIT投資では『クラウドコンピューティング』『ソーシャル』『コンテキスト・アウェア・コンピューティング』『パターン・ベース・ストラテジー』の4種類のトレンドを踏まえる必要がある」とした(写真1)。 この4種類のITトレンドは「過去20年間かけて作ってきた企業情報システムのアーキテクチャを壊す、全く新しいコンピュータアーキテクチャとなる」(ソンダーガードSVP)。例えば、クラウドによって安価に高い処理能