慣れている方でもわりと混同されているものに、AWSのコマンドラインインターフェイス(CLI)とAmazon EC2 API Toolsがあります。元々あったのがEC2 API Toolsで、Javaベースで作られています。名前の通り、EC2を操作するコマンドを中心に展開されています。それに対してCLIは後発のツールで、Pythonベースで作られています。こちらは、EC2に限らず包括的にAWSを操作する為のツールとなっています。 CLIとEC2 API Toolsのコマンド 言葉で説明するより、具体的なコマンドを見たらピンとくると思います。 まずはCLIです。awsコマンドの後に対象のサービス(ec2等)、実行したいコマンドと続けます。下記の例は、インスタンス一覧を表示するコマンドです。実際には、この後に様々なオプションを付けます。 $ aws ec2 describe-instances
