埼玉県の男子高校生がいじめを受けて自殺した問題で、調査委員会は自殺の原因として学校による「二次被害」を認めました。男子高校生の母親が取材に応じました。 辰乃輔君の母親:「率直に言うと(学校は)何もしてくれなかった。『いじめは解決できない』とはっきり言われて」 2019年9月、埼玉県の県立高校の1年生だった小松田辰乃輔君が川口市のマンションから飛び降り、死亡しました。 辰乃輔君は小学6年生の時からいじめを受け、少なくとも4回自殺未遂を繰り返しました。 軽度の知的障害があった辰乃輔君は、いじめの被害を主にノートに記して、中学校の教師らに訴え続けました。 しかし、教師らは信憑(しんぴょう)性を疑い、十分な対応をすることはなかったといいます。 辰乃輔君の母親:「(教師らは)障害というところを疑って辰乃輔が書けるわけないだろうとか、本人の苦しさを受け止めてくれなかった」 第三者の調査委員会による報告
教師 出世・カネ・絶望 教師のなり手不足が深刻化する中で文部科学省は現場の教師から魅力を伝えてもらおうと「#教師のバトン」でTwitter(ツイッター)への投稿を求めた。ところが教師たちはブラック職場であることを暴露しまくった。「やりがい搾取」されてきた彼らの怒りが爆発したのだ。絶望を深める現場の実態とともに、ベールに包まれてきた出世や人事、給料事情をつまびらかにして、教師の実像と問題の構造に迫る。 バックナンバー一覧 医師と教師は共に尊敬される職業としてステータスシンボルだった。しかし現代、高学力層は教師への道を避け、医師を志す。この差を生んだ一因は、医師たちが加入する「日本医師会」と教師たちの労働組合である「日本教職員組合(日教組)」の政治力格差にある。特集『教師 出世・カネ・絶望』(全15回)の#10では、政治も行政も教師を救えない問題構造を前川喜平・元文部科学事務次官が解き明かす。
塾を主宰していた10年間、私は「教え魔」だった。私は非常に物分りが悪く、中学までは成績も悪かったので、勉強のできない子でも理解できるよう分かりやすく教える自信があった。実際、私が説明すると「よく分かった!何で今まで、こういう教え方してもらえなかったんだろう」と、生徒は感動した。 で、その場ではできるんだけど。翌日になるときれいサッパリ忘れてる。「昨日教えたろ?分かったって感動してたろ?」と聞くと、「分かったと思って感動したのは覚えてる」というが、肝腎の学習内容がものの見事に残っていない。仕方なく、もう一度教えると「あ、これね!分かった分かった」 ところがさらにその翌日になると忘れてる。これでは次に進めない。学習が積み上げられないので頭を抱えていた。 そんなとき、母校へ教育実習に。授業で熱化学方程式を教えることに。しかし私は指導案も作らず(ひどい)、ぶっつけ本番で臨んだ。すると、答えが合わな
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