1人1台端末の活用が当たり前になった今、ICTを使って学習するだけでなく、「何かを作ってみたい」と思う子どもは少なくない。そんな創作意欲を後押しするため、東洋大学附属牛久中学校・高校では、3Dプリンターやハイスペックなパソコンを備えた次世代のパソコン室「ICT Lab」を設置している。そこでは具体的にどのような創造的活動が展開されているのか、ICT環境の整備を中心になって進めてきた徳竹圭太郎教諭に聞いた。(全3回) 3Dプリンターや高スペックマシンがそろう教室――ここ「ICT Lab」にある設備と生徒たちの活動について教えてください。 窓際にあるのは3Dプリンターで、3台あります。ものづくりに対する興味関心を引き出すと同時に、必要な備品を自分たちで設計して作れるようにしています。例えば、マスコットキャラを考えて作ったり、パソコンの冷却ファンを固定するパーツを作ったりしています。 ウィンドウ
