服巻の仕事は、自閉症の人々が自立して社会の中で生きていけるようサポートすることだ。彼らが苦手とするコミュニケーションの方法を教えたり、相談に乗るなどしている。 一般に自閉症の人々は、情報を目で見て理解したり記憶することが得意だ。服巻は文字やイラストを使い、一般の人のコミュニケーションの取り方を教える。 服巻の最も大切な仕事の一つは、子どもたちに自信を持たせることだ。理解されにくい自閉症の子どもは、自信を失いがちだからだ。自信を持たせるために使うのが約束表。約束は家庭でのルールから人との接し方までさまざま。約束を守ることが子どもの自信につながる。 ある日、ずっと約束を守り続けてきた男の子が約束を破ってしまった。男の子は翌日、服巻との面談の約束があるにもかかわらずセンターから逃げ出してしまう。 服巻は、男の子を信じて待ち続ける。 服巻にとって、毎年の夏合宿は大切なイベント。合宿には全国から自閉
NHKスペシャル、「ここまで来たうつ病治療」という番組があった。 以前からNHKの「うつ病」の特集番組は残念な内容が多かったのだが今回はどんなものかと思って一応は見ておく。 どうせ患者さんにも聞かれるだろうしね。 まず「うつ病はこころの病気ではなく脳の病気」という場面からスタート。 なんかしょっぱなからアメリカの最新治療は素晴らしいという論調・・・嫌な予感。 はじめにrTMS(反復経頭蓋磁気刺激)という磁気刺激による治療法の紹介。 うつ病患者では前頭葉の血流が低下しており、不安や恐怖などの感情をつかさどる扁桃体が暴走してうつ病になるという仮説に基づいて、前頭葉のDLPFC(背外側前頭前皮質)を直接磁気で刺激して扁桃体の暴走を抑えるという理屈らしい。 入院したり外来にかよってrTMSをやって帰るというのが標準的な治療の時代がくるのか? つづいて電極を埋め込んで脳の深部(ブロードマン25野)を
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