「ダブルデッカーがきた-----!!」と題した今回の発表によれば、同社は北陸新幹線開業を見据えた鉄道の観光資源化に取り組んでおり、「アルプスエキスプレス」(2011年12月デビュー)に続く観光列車第2弾として2階建て車両を導入するという。 今回、同社が購入するのは、今年3月末をもって京阪電車から引退した旧3000系特急車(8000系30番台)のダブルデッカー8831号車。階上部・階下部ともに集団離反式シート(階上部は4列配置、階下部は3列配置)で、座席数は69席(階上部28席、階下部19席、一般席22席)、車両定員は128人となる。階上部は通常の車両より視点が約110cm高く、立山連峰をはじめとする沿線の雄大な自然をパノラマで楽しめる。 同社は昨年、10030形(京阪旧3000系を1990~1993年に譲り受けた車両)1編成2両を京阪オリジナル色に塗り直し、「鳩マーク」も復刻させた。ダブル