NTT東日本が総務省へ最大伝送速度1Gビット/秒のFTTH向けサービス・メニューを申請していたことが判明した。2月28日に総務大臣の諮問機関である情報通信審議会(情通審)が同メニューの認可を適当としている。 NTT東日本が情通審に提出した資料によると,NTT局舎に1Gビット/秒の伝送機器(メディア・コンバータ)を設置。ユーザー宅までを1心の光ファイバで伝送する。ユーザー宅側のメディア・コンバータはNTT東日本またはNTT東日本以外の通信事業者が用意することとしている。通信伝送の規格はIEEEの1000BASE-Tに準拠する。 今回の申請はNTT東日本がユーザー宅まで最大1Gビット/秒のFTTHサービスを提供するための布石と見られる。現在主流のFTTHサービスは1Gビット/秒を最大32ユーザーで共有する形式のため,利用者が多いと伝送速度が低下する。今回申請したサービスは1Gビット/秒を1ユー
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